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2024/11/22 21:15 |
踊る志々雄御殿

昨日、ゲームを買いました。正式名称で言うと、『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 炎上!京都輪廻』です。長いタイトルです。
えーっと、これは京都編のお話ですね。京都編は、るろ剣の中で一番私が好きなお話です。物語の中でも特に盛り上がりを見せたところだとも思っています。私のこよなく愛するあの方が登場する話だしね。
主人公は、剣心と左之助と斉藤さんと蒼紫です。蒼紫は隠しキャラだそうですが、既に説明書に「隠しキャラ」と堂々と書かれていますからね。もはや隠しキャラでも何でもないような気がします。

今日は、一回目のプレイの感想を。

王道で、剣心をプレイしました。新月村での戦いから始まって、比叡山のアジトでの決戦を終え、東京に帰還するまでのお話でした。
京都では町民のいろんな問題を解決する為に奔走したり。でも本当は愛しいあの方がもしかしたら京都に遊びに来ているかもしれないというささやかな願いの為にうろうろしていたんですが、結局見つかりませんでした。そりゃそうだよな。敵なんだし。
でもですね、

沖田さんが現れたぁ~!!

いやぁ~興奮しましたね。まさか現れるとは。
幽霊が出没するという噂のある神社へ行ったら、そこにいたのはなんと美貌の剣士・沖田総司(総悟ではない)。

でも、時は明治。沖田さんが生きている筈がない。つまり、亡霊なのです。それでも良い。亡霊でも何でも受け入れちゃう。
原作では確か1,2ページくらいしか登場しなかった彼。代わりに瀬田宗次郎というキャラが彼の代替キャラとして登場したわけですが
。(ぶっちゃけ宗次郎が私の一番好きなキャラだ)
「これは幕末の夢か…!?」と戸惑う剣心。何故かそこで戦闘開始。
ああ…愛する人と戦わなければいけないなんて…ジュリエットな気分です。
沖田戦は結構苦戦しました。初級に設定している筈なのに…剣心の体力ゲージが既に赤く点滅しているんですけどォ!!
もう必死で戦いました。いくら相手が沖田さんでも、負けるわけにはいかないからね。宗次郎に会うにはここでゲームオーバーになるわけにはいかないからね。
でもね、戦闘中に沖田さんが咳き込んでいるところを見ると、胸が痛んで攻撃したくないんです。まぁ、結局倒しちゃいましたけど

そういえば、通りすがりの宇水さんや安慈和尚と戦ったりもしました。ゲームならではのオリジナル戦ですね。相手がそいつらだと容赦しないので(初級だし)、特に感慨に耽ることなく倒しました。あと丸いヤツ。いわん坊(漢字忘れた)も倒した。食い逃げの現行犯で。あーあ、どうせなら鎌足に会いたかったなー。

それからいろいろなことがあって(省略)、遂に志々雄のアジトへGO!!
安慈和尚や宇水さんとの戦いが始まる――!!…って身構えていたのに、なんかスチルで済まされちゃったよ。剣心のシナリオだからか。
で、書斎での蒼紫戦。御庭番衆の御頭が襲いかかってきました。九頭龍閃の濫用で難なく勝利。ちょっと哀れでした。
そしてその次は、

いよいよ宗次郎…!!

会いたかったよ、坊や!!
――と、抱きつこうとしたらいきなり縮地で逃げられました。ただ周りにピカッと光る足跡みたいなものが見えるだけ。何処!?何処にいるの!?マジで目にもとまらぬ速さでした。目で追うことすらできない。愛しの彼は、とんだシャイみたいです。(アホ)
追いかけても追いかけても逃げられる。そして何処からともなく聞こえてくる「ははは」という無邪気な笑い声。
いいわよ。捕まえてあげるわ。必ず捕獲してみせるわ。
こっちも負けじと神速を使い、追いかける。それでも「ははは」と爽やかな笑みと共に避ける彼。
…あれ?剣心の体力ゲージがもう限界に達しようとしている。ウルトラマンのタイマーの如くピコンピコンいってる。これはヤバい。
むしろ宗次郎のもとで最期の時を迎えたいとも思ってしまうのですが、何とかして彼を改心させなければという使命感に燃え、アイテムを使って剣心を回復。「ははは」と彼の笑い声が尚も木霊する。

そして、戦闘中。遂に彼の心に動揺が。「イライラするなぁ」と。私はなんかもうぞくぞくしてます。いじめたい。もっといじめたい。うわっ私サドだ!!
宗次郎、とうとうキレました!キレやがったよ彼は!!あぁっ…!天使の顔が憎しみに歪んでいく…!!でもやっぱり可愛いよぉっ!!
でもこっちは必死です。もう剣心死にかかっていますから、とにかく宗次郎を倒すのに必死。おかげで折角の畏れ多い彼の台詞を聞き逃してしまった。
これはもう再チャレンジするしかないかな。

こうして剣心は宗次郎青年を倒しました。宗次郎、由美さんに膝枕してもらってます。由美さんそのポジション譲って下さい。宗次郎の為なら枕にでも座布団にでもなりますよ私は。

そして次は最終決戦。志々雄真実との戦いです。いやぁ~やっぱ格好良いな、まこっさんは。(まこっさんはやめれ)
剣心一行を前に余裕たっぷりのまこっさん。しかし、いざ戦いが始まってみると、九頭龍閃の濫用により、志々雄瞬殺。あれ。何これ。何この宗次郎戦との違いは。彼のときは苦戦したのに。おっかしいな~。
でもストーリー上、剣心は志々雄ファイアーでダウンしてしまいます。その後現れた斉藤さんも、志々雄ファイアーの前にあえなく撃沈。怒り狂った左之助も戦いを挑みますが、志々雄パンチでぶっ倒れてしまいました。
そこへ現れたのが、目覚めし御頭・蒼紫。時間稼ぎの為にまこっさんと戦います。そして、蒼紫の後ろで突然むくっと起き上がる剣心。起き上がり方が不自然でした。腹筋がかなり鍛えられた状態じゃないと無理な起き上がり方。斉藤さんと左之助も復活。はい、皆揃いましたー。
で、またバトル。はい、またまこっさん瞬殺。こんなに奥義ばっか使ってたら、比古師匠に叱られそうです。
あーなんか宗次郎戦が終わった後だと、さっさと終わらせたいという気持ちが先走ってしまう。とにかくまこっさんを倒して(発熱してもがくまこっさんは、ここで志々雄ダンスを披露してくれました)、アジトから逃げ出して、葵屋で仲間達と再会して、それで東京へ帰還。とりあえず宗次郎が生き延びてよかった。彼には幸せになってほしい。できれば私と幸せになってほしい。

そして、ここでふと気付いた。ゲームのタイトルは『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 炎上!京都輪廻』――

京都炎上してないじゃん。

ところで。
志々雄ダンス、観てみる?

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2006/10/23 00:16 | Comments(0) | TrackBack() | その他(ゲーム)

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