『十二国記』キャラ語りが、とりあえず中断。今回は某少女漫画について熱く語りたいと思います。
その漫画とは、
天は赤い河のほとり
この漫画と初めて出会ったのは、小学生の頃。連載を開始したのもその頃かな。でも、当時の私はまだ幼かったので、『天は赤い河のほとり』の内容は難しすぎた。小学生には、どちらかと言えば、同時期連載していた作品で主人公が異世界へ飛ばされちゃうという点で共通している『ふしぎ遊戯』の方が分かりやすくて人気が高かったんじゃないかなぁ。でも母は、『天は赤い河のほとり』が大好きでした。私も、大人の視点から本を読めるようになった今、再読してみると、印象が以前と全く違っていました。ずっぱまり警報発令ですよ。
これは、ユーリ(夕梨)という名の少女が、ある日突然紀元前14世紀のヒッタイトという国に飛ばされてしまうという物語(ツタンカーメン王辺りの時代)。ユーリを召喚したのは皇后ナキアで、ナキアは第六皇子である息子ジュダを皇帝に据えることを願っており、兄皇子達を呪い殺す為の生贄として、ユーリを呼び寄せたのです。混乱しながらも逃げ出したユーリは、ナキアが最も危険視している第三皇子カイルと出会い、(あくまでも表向きの)側室となってナキアの魔の手から守られることとなるのですが、陰謀渦巻く中、ユーリは次々と戦場や戦場でない場所で活躍し、戦いの女神イシュタルとしての名を轟かせ、やがてカイルとも愛し合うようになります。
少女が召命を受けて異世界へと召喚されるといった物語は、私のツボです。見知らぬ異郷の地で、わけも分からず運命に翻弄されていくうちに、やがて自分の生きるべき道を見出し、才気を発揮していく――生まれ育った世界とは全く別の場所で自分自身の価値に気付き、居場所を見つけられるというのは、恐らく誰もが一度は憧れることでしょう。
そういえば、こういうタイプの漫画で私が知っているものって――今思いつくものだけで『ふしぎ遊戯』と『天は赤い河のほとり』くらいかなぁ。ゲームだったら『遥かなる時空の中で』シリーズがあるし、小説だったら『十二国記』シリーズもある。(まぁ、『十二国記』は召喚されたというよりもむしろ本来いるべき場所に連れ戻されたわけなのだが)
その漫画とは、
天は赤い河のほとり
この漫画と初めて出会ったのは、小学生の頃。連載を開始したのもその頃かな。でも、当時の私はまだ幼かったので、『天は赤い河のほとり』の内容は難しすぎた。小学生には、どちらかと言えば、同時期連載していた作品で主人公が異世界へ飛ばされちゃうという点で共通している『ふしぎ遊戯』の方が分かりやすくて人気が高かったんじゃないかなぁ。でも母は、『天は赤い河のほとり』が大好きでした。私も、大人の視点から本を読めるようになった今、再読してみると、印象が以前と全く違っていました。ずっぱまり警報発令ですよ。
これは、ユーリ(夕梨)という名の少女が、ある日突然紀元前14世紀のヒッタイトという国に飛ばされてしまうという物語(ツタンカーメン王辺りの時代)。ユーリを召喚したのは皇后ナキアで、ナキアは第六皇子である息子ジュダを皇帝に据えることを願っており、兄皇子達を呪い殺す為の生贄として、ユーリを呼び寄せたのです。混乱しながらも逃げ出したユーリは、ナキアが最も危険視している第三皇子カイルと出会い、(あくまでも表向きの)側室となってナキアの魔の手から守られることとなるのですが、陰謀渦巻く中、ユーリは次々と戦場や戦場でない場所で活躍し、戦いの女神イシュタルとしての名を轟かせ、やがてカイルとも愛し合うようになります。
少女が召命を受けて異世界へと召喚されるといった物語は、私のツボです。見知らぬ異郷の地で、わけも分からず運命に翻弄されていくうちに、やがて自分の生きるべき道を見出し、才気を発揮していく――生まれ育った世界とは全く別の場所で自分自身の価値に気付き、居場所を見つけられるというのは、恐らく誰もが一度は憧れることでしょう。
そういえば、こういうタイプの漫画で私が知っているものって――今思いつくものだけで『ふしぎ遊戯』と『天は赤い河のほとり』くらいかなぁ。ゲームだったら『遥かなる時空の中で』シリーズがあるし、小説だったら『十二国記』シリーズもある。(まぁ、『十二国記』は召喚されたというよりもむしろ本来いるべき場所に連れ戻されたわけなのだが)
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