赤毛!
三つ網!!
カタール!!!
――は、なにもヒノエだけじゃないっ。
昨日遂にゲットしたアラロス、かなり面白いです。主人公も他の登場人物も、誰もが悪人。悪人だらけのゲームです。悪人視点のゲームだなんて画期的です。まだ一人だけしか攻略していませんが、満足のいくゲームでした。
そう…昨夜のうちに、一人、攻略しました。購入前から目をつけていたカーティス。期待を裏切らず、っていうか期待以上の素敵な人でしたァァァ!!
初めのうちは、何にも興味を示さず、冷酷非道な暗殺者でした。感情に欠落部分もあって、「殺します」だの「殺しちゃいましょうか」だのと良い子には決して使ってほしくない言葉を連発。実際にこんな人が傍にいたらかなり怖いだろうなぁ。レクター教授と通じるものがあると思いました。
でも、物語が進むにつれて、主人公との仲が親密になり、いきなり人格が破綻!!性格幼児化!!暗殺者という職業上間違いなくSである筈と思われていた彼ですが、実はMでした。ドM。ヤバいですね。
恋愛イベントも、徐々に危険度が増していきました。ああもう私はどうしたらいいの。爆笑が止まらない。いや、笑うべきシーンなのかどうかは分からないけれども。主人公をいきなり押し倒したりセクハラ行為したりするのはかなり問題あると思うのですが。
でも猫のように主人公にすりすりすりすりすりす(略)頬ずりするのは可愛いと思いました。っていうかツボでした。
EDも衝撃的でした。何ていうか…過激?
目標額達成EDでは、「女王様の愛人」という言葉にすっかり陶酔して、おまけに危険思考がさらに危険度を増して、なんかもうあははははは!!言葉では言えない。このED、小さなお子様と一緒に見ていたら、間違いなく大人を困らせる質問をされると思います。そして大人はこう答えるしかない――「コウノトリがね、赤ちゃんを運んでくるのよ」と。
駆け落ちEDも凄かった。目標額達成EDよりかは対象年齢低いかなぁと思った矢先、やっぱり彼は危ない奴だった――駆け落ちする前にたっぷり楽しむべきものは楽しんだようです。あははははもう笑いしか出てこねえよ!!
ただ、これだけは言わせてもらう。
こう見えても全年齢対象。
今攻略中なのはスチュ。幼馴染って良いなぁと思わせてくれる人。
主人公とは長く疎遠だったらしく、しかしずっと主人公に密かに想いを寄せていたようで。美形で、気位が高くて、常に人を見下している性悪な彼ですが、本当は健気なんです。
どうやって主人公の気を引こうか悩んでいて、なんか初っ端から主人公には結構好意的でした。もっとも、性格上彼はつんけんとした態度をとっていましたが。そこがまた愛い。
ただ、やっぱり男なんですね…ちょっと嫌らしかったです。でも意外と初心で動揺しているところがまた愛い。
カーティスとは違った魅力の持ち主でした。まぁ、私はカーティスの方が大大大大大(略)好きですけれども。