最近自分の中で、『遥かなる時空の中で3』より『十二国記』が有利になってきました。DVDばかり観ていた所為でしょうか。とりあえず良い傾向だと考えておきましょうか。
『風の海 迷宮の岸』の転章で、六太によって各国の王と麒麟が紹介されました。範国主従に関しては「あんまり話したくねえ」みたいなことを仰っていて、思わず笑いました。本当に六太はあの二人のことが苦手なんだなぁ。範国は雁国より治世が短いけれど、その破天荒ぶりは雁国主従を軽く上回ります。凄いなぁ、呉藍滌さんと梨雪は。そろそろ範国のお話も読んでみたいのですが…小野主上、いかがでしょう。
戴国の紹介では、六太はちょっぴり悲しげ。そりゃそうだ。この時点では、驍宗さまも泰麒も行方不明だし。特に泰麒にはかなりの思い入れがあるだろうから、六太はショックだっただろうなぁ。「俺は捜し続ける…」と呟き、獣型に転変して夜の蓬莱の闇の中を駆ける六太――凄く格好良かったです。
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