○ナーザニン
州長官の子。女装していたが、実は男。ハミルを兄のように慕っていた。
準主人公になるかと思っていた矢先に、悲劇的な最期を遂げてしまった子。初めのうちは、「おのれ…ハミルをサラから奪おうとする不埒物め…!!」と小憎らしく思っていたのですが、いざ失ってしまうと、まるで心に穴が開いたような喪失感が……。
初登場時、まるでおとぎ話にでも登場する捕われのお姫様のようだったのですが、実は男――と、ハミルを愕然とさせます。無垢で盲目的なほどにハミルを慕い、尊敬するナーザは、子犬のようにコロコロとしていて、だからこそハミルも彼を弟のように可愛がります。ただ、女の子のように愛らしい容貌で、さらにナーザ自身サラにささやかな嫉妬心を抱いちゃっていたので、「ハミルに恋人ぉ!?」とサラを誤解させることになるのですが――。
ナーザの死はとても衝撃的でしたね。読者に予感させる間を与えることのないほどの急展開ぶりでした。けれど、死しても尚ハミルを慕い続けるナーザ。ナーザの導きによって、ハミルはサラを救うのでした。
州長官の子。女装していたが、実は男。ハミルを兄のように慕っていた。
準主人公になるかと思っていた矢先に、悲劇的な最期を遂げてしまった子。初めのうちは、「おのれ…ハミルをサラから奪おうとする不埒物め…!!」と
初登場時、まるでおとぎ話にでも登場する捕われのお姫様のようだったのですが、実は男――と、ハミルを愕然とさせます。無垢で盲目的なほどにハミルを慕い、尊敬するナーザは、子犬のようにコロコロとしていて、だからこそハミルも彼を弟のように可愛がります。ただ、女の子のように愛らしい容貌で、さらにナーザ自身サラにささやかな嫉妬心を抱いちゃっていたので、「ハミルに恋人ぉ!?」とサラを誤解させることになるのですが――。
ナーザの死はとても衝撃的でしたね。読者に予感させる間を与えることのないほどの急展開ぶりでした。けれど、死しても尚ハミルを慕い続けるナーザ。ナーザの導きによって、ハミルはサラを救うのでした。
PR
トラックバック
トラックバックURL: