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2024/11/22 09:08 |
獣耳とか獣尾とか気になって仕方がない。
宮田氏には媚薬がつきものだ――とか思ってしまう今日この頃。さて、突然ですが、『ハートの国のアリス』のプレイ記です。
今朝早朝(3:45頃)、まずは一人目・白ウサギのペーターを攻略致しました。

この二重人格いかれウサギめが。

確かに可愛いよ。ぴょこんぴょこんした長い耳とか。めっちゃ甘えてくる仕草とか。本当に可愛い。可愛すぎて、歪みの国のビルに頼んでウサギのスープでも作ってもらおうかしらって思っちゃった。「食べちゃいたいほど大好き」って、歪みの国のハリーも言っていたことだし♪(ところでビル登場しないの。惜しいなぁ)
人型だと「抱き締められたい」、獣型だと「抱き締めたい」と願望を抱かれてしまうキャラ。冷酷無慈悲な宰相閣下です。主人公の前ではごろごろと甘えてばっかりヤキモチ妬いてばっかりの彼ですが、宰相としての彼はひどく無情で、某軍師兼荒法師殿を彷彿とさせます。中身の人が同じだしね。
ペーターは、『アラビアンズロスト』でいうカーティス的なポジションです。明らかにS属性で、他人の命なんて何とも思っていなくて、でも好きなものには異常・盲目的に執着して、「お前って実はMなのかァァァ!!」と思わず叫んでしまうくらいに、ねちっこく甘えて甘えて甘えて甘えて甘えて甘(略)
でもやっぱり、危険度としてはカーティスの方が上回りますね。カーティスの方が狂っていて、執念深くて、それでいて素敵でした。
いや、勿論ペーターも素敵ですよ!可愛いですよ!! でも私としては、恋人はカーティス、ペットはペーターがよろしいかと…って何ほざいているんだ私は
最後の最後で「愛」を認識したカーティスに対して、結局最後まで「愛」の意味も理解できずに愛する人に付き纏い続けるペーター。似て非なる二人であります。
っつーか、本当にペーターはカーティスと通じるものがありまくるなぁーって。「子供欲しいんです」発言には戦慄したよ。しかもペーターはウサギだから、「何匹欲しいですか?」って。

単位は「匹」かよ!?

いくら主人公みたいに捻くれた性格じゃなくても、そこはツッコむべきところだろう。
意外なことに、カーティスほど嫌らしくはなくて、けれど私自身が厭う「眼鏡」という要素を見事に払拭してくれるほどに素敵な方で、でもカーティスと比べすぎて途中から石田ヴォイスと宮田ヴォイスの区別がつかなくなるほど病んでしまった私。口調も、ペーターはカーティスとよく似ています。本当によく似ています。もっと差別化できなかったものかな。
――と、まぁとりあえず無事にEDを迎えられたものの、思っていたほどイチャイチャラブラブではなくて、少しばかり拍子抜け――あれ?私、何期待していたんだろう?と、とにかく、ペーターのEDにはむしろ女王陛下が出しゃばっていて、それが本当にペーターのEDなのかどうかと不安を抱いてしまったほどです。

やっぱりウサギはアリスに忠実な、アリス第一主義の生き物なのね――と、改めて実感。歪みの国のシロウサギしかり。あれは恋人というよりむしろペットだよと思ったとか言わないよ、私は(言っているし)。
今回観たEDでは、いろいろと謎が残されたままで、不完全燃焼。どうやら真相EDは他にあるらしいが…悪いけど、とりあえず次は他のキャラに挑戦するわ!!ごめんね、我慢できそうにない。

お次に私が挑戦するキャラは、チェシャ猫・ボリス。無精髭のオジサンがそれほど好きではない私にとって、ボリスを攻略する上でどうしてもゴーランドおじさんと関わらなくちゃいけないというのがほんのちょびっとだけ苦痛ではあるものの、いざチャレンジしてみれば、意外と親しみやすいおじさんだったので、よかったです。でも本命は言うまでもなくボリス。
ボリス可愛いです。ピンクいです。主人公曰く、「白馬に乗っていない王子様」「ピンクのお兄さん」と。あれほどにも捻くれた性格である主人公にそう言わしめたボリスは、かなりの好印象です。主人公は、何だかんだ言ってボリスを物凄く慕っているみたいです。出会って早々命を救ってもらったわけだから、そりゃ初っ端から仲間意識を持つ…っつーか心をオープンにするわな。
でもボリス、さすがは猫です。舐めます。やっぱそうきたか。そんな展開になったか。
『歪みの国のアリス』のチェシャと彼を引き合わせたら、ボリスがどんな反応を見せてくれるのだろう…と想像せざるを得ません。同じチェシャ猫でも、なんか種類が違うからね。ボリスは全身真っピンクでパンク系のお兄さん。チェシャは、灰色のフードを目深に被っていて顔は見えず、口は頬まで裂けていて、化け物じみた生き物。後者にいたっては性別さえ定かでない(でも多分男)。同じチェシャ猫とは思えないヨ。
でも根本は同じですからね。同じ猫ですからね。舐めます。歪みの方は未遂だったけれど、ハートの方が犯行済みです。確信犯です。あはは。
っていうか、ボリス。本当にピンクいです。これでもかってくらいにピンク。あれほどにも鮮やかにピンクを着こなし、尚且つピンクがマッチしている人を、私は他に知りません。――いや、一人だけいるな。似た人物が。彼の場合はピンクというよりむしろ赤だろうが。

そうです、ヒノエです。

初めてボリスの姿を見たときから、「あれ?誰かと似ている気がする…」と思っていたのですが、それが誰なのか漸く分かりました。『遥かなる時空の中で3』に登場する熊野別当藤原湛増様ことヒノエくんです。
だって、あの容姿――赤系の髪、癖ッ毛、シニカルな微笑み、小生意気そうだけど知的な態度、剥き出しの肩や膝から醸し出される少年特有の妙な色気、女心を翻弄するフェロモン――ヒノエを彷彿とさせないでいられるかい!!そのことに気付いた上で、意識してボリスを観察していると、面影がどんどん別当とシンクロしていくから不思議だ。中身の人は違うのに、イコールで結ばれるから、私の脳内どうなっちゃったんだろうって不安になる。本当にね、どうなっちゃったんだろう。火翼焼尽ンンン――ッッッ!!

乙女ゲーをプレイする上で、私は必ずといって良いほど『遥かなる時空の中で3』(あくまで3の方)や『アラビアンズロスト』(このゲームは新たな世界を切り拓いたよ!!)と比較する癖が身についちゃったみたいです。今後もこの調子で頑張りたいと思います。

では、またボリス攻略の続き、はりきってやりに行きまーす。


P.S
ゴーランドさんが放った出版禁止用語で「ヨ~ロレッヒッヒ~」と効果音が入ったのには噴出しました。
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2007/04/22 13:52 | Comments(0) | TrackBack() | クインロゼ

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