蓉可
蓬山に住まう女仙の一人。かつては泰麒の世話役だった。
結構マイナーなキャラかもしれない蓉可。何故かとてもとても好きなのです。
「女仙」と聞くと、何やら神聖なイメージ(碧霞玄君・玉葉のような感じ)なのですが、蓉可はまだまだ垢抜けておらず、『風の海 迷宮の岸』の時点では(というか、この話にしか登場しないが)女仙としてはまだまだ新参者といった感じで、何となく親しみを覚えてしまいます。
その蓉可が昇仙した理由だって、「俗世に馴染めなかった」という、誰もが必ず一度は悩むであろう単純な動機なだけに、他人事じゃないような気がしてしまうんですよね。
蓉可は、泰麒の世話役を任されることになったものの、その泰麒は蝕に巻き込まれて行方知れずに。
蓉可は、傷心の汕子を労わり、自身も泰麒の生存を諦めながらも、ずっと泰麒の為の宮を整えていた――。
健気じゃありませんか!
あー。私もなりたいなー。女仙に。
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