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2024/04/29 17:38 |
そんなに主従関係が好きなのかよ。
今日は、漫画『BLOOD+』の3巻を買いました。あれってまだ3巻までしか売られていないのかな。早く続きを読みたいけれど。
あの漫画はグロテスクですね。流血シーンがいっぱいあります。でも『犬神』のおかげでかなり免疫がついているので、あれくらい平気です。『犬神』に比べれば『BLOOD+』のグロテスクさはまだまだ序の口。
そういえば『BLOOD+』での小夜が回復する様は、『犬神』の24の回復する様と同じだなぁ。どちらも傷口が泡吹いて治るという感じで。

どうも私は従者タイプにも惹かれるみたいです。ハジとか景麒とか。
ところで、小夜とハジのやりとりを見ていたら、どうも「こういう主従関係って、見覚えあるなぁ」っていう気がしてきます。(またかよ!?)
それで記憶の糸を手繰り寄せ、思い出しました――「美夕とラヴァ泉と榊だ…!!」と。

『吸血姫 美夕』の美夕とラヴァは、いずれも血を吸いますからね。小夜やハジと同じです。それにラヴァは美夕のことが大好きで、美夕を命がけで守ろうとします。あと、ラヴァは黒ずくめ。寡黙。だからラヴァとハジは似ているなぁーって。小夜と美夕は…うーん、似ているような似ていないような。どちらも戦うという点が同じかな。美夕がラヴァの血を吸って吸血姫として覚醒したという点も、小夜がハジの血を吸って記憶を取り戻したのと似ていると思いました。

『月の系譜』の泉と榊の関係も似ていますね。常世姫としての記憶を失って平凡な女子高生として暮らしていた泉の前に突然現れ、その記憶を呼び覚まそうとする榊。榊は泉の半身のような存在で、不死の存在。どれほど傷ついてもすぐに回復。あと、この方も寡黙で、目は切れ長。容貌が変化(ハジの場合は手、榊の場合は角)するという点も、ハジと似ていると思いました。ちなみに、主食は花(笑)。確かハジも花を食べていたよなぁ。

他にも、「陽子と景麒」「ラスと闇主」の関係とも似ているなぁーと思いましたが、これらはちょっと違うような気も。

『十二国記』の陽子と景麒が出会うシーンは、記憶を失った小夜とハジの再会シーンと似ているけれど、陽子は景麒なんか完全(?)無視で、彼に頼らず試練を乗り越えていきます。ハッキリ言って景麒は役立たず…; だから少し違うかなぁーって。

『破妖の剣』のラスと闇主は、一応立場上主従関係ということになるだろうけど、闇主はちっともラスを敬わないからね。まぁ、闇主の方がラスより強いし…逆にラスを翻弄している感じ? でも「女の子がご主人様、男の人が家来」という点が同じということで。あと、ラスは剣を持って戦いますね。それゆえ戦闘中傷つくことが多いです。それが小夜との共通点。


――要するに、私は比べたり共通点を探したりすることが好きというわけだ。
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2006/11/16 22:44 | Comments(0) | TrackBack() | その他(漫画)
何でもかんでも『十二国記』と繋げようとするな。
漫画『BLOOD+』を買いました。
本当はアニメを観たかったのですが、何故か先に漫画の方を購入しました。今日買ったのは1、2巻です。

ハジって格好良いな。

と思いました。今のところ特に目立った活躍シーンはありませんが、アニメの予告とかでよく見かける彼の姿に、もう私はメロメロです。私は自分の趣味を熟知している(つもりな)ので、何となくあ、私この人には確実にハマるなと思いました。まだまだ謎めいているキャラですが、その予想もあながち間違ってはいないかと。忠臣キャラ良いアルねー。

記憶を失った小夜に剣を手渡し、「戦って下さい」と言うハジ。
あれ…?このシーン、どうも見覚えが…………ハッ。

景麒……っ!!

景麒と同じだ!何も知らない女子高生にいきなり剣を手渡して戦えとか言うのは景麒と同じだぁ…っ!!
でもハジと景麒には決定的な違いが。ハジは戦える。景麒は一切戦えない。景麒は血を見たら倒れちゃうからね。具合が悪くなっちゃうからね。『BLOOD+』は血まみれなお話なので、あんな世界に景麒がいたら一発で病気だよ。あははは。(笑い事じゃない)
あと、リク。彼は可愛いね。私、既にウィキペディアを読んだ後だから(何故読んだんだよ)ぶっちゃけネタバレされまくりの身なんだけども。彼が今後どうなるのかは何となく知ってはいるんだけども。可愛いという点と周囲にさんざん振り回されるという点と凄く可哀想だという点は、泰麒っぽいな…と。(また『十二国記』かよ!?) いや、泰麒は手駒にはされませんけどね…ゴニョゴニョ
。ポジション的には似たような感じかなーって。泰麒がリクのようにならないことを祈ります。
カイ。カイはね、漫画やら小説やらではよくあるポジションですよね。熱血でぇー、幼馴染でぇー、主人公を大事に思っていてぇー、自分の無力さに腹を立てていてぇー。でも嫌いじゃないです。好きです。うん、結構好きな方だと思う。

2006/11/15 20:30 | Comments(0) | TrackBack() | その他(漫画)
ごめんよ、岬くんと三杉くん。

今日、衝撃的なことに気付いてしまいました。
どうやら私は今まで『キャプテン翼』の岬くんと三杉くんとを混同してしまっていたようです。
あぁ…私はなんてことを…!!
でも観ていた当時(再放送)は小学校低学年だったので、かなりうろ覚え。果たして私は岬くんと三杉くんのどちらを好きだったのか。心臓病にかかっていたのは岬くんですが、人気のあるキャラは三杉くんだそうですね。
うーん…思い出せない…。しかも今まで勘違いしていたので悔しい…。
――まぁ、名前が似ているからね…子供はこういうの、すぐ勘違いしちゃうからね…。


2006/11/05 22:55 | Comments(0) | TrackBack() | その他(漫画)
デスノートの餌食。

僕の名は、夜神月――死神リュークの落としたデスノートの拾い主。
この世界は狂っている…僕は犯罪者を消去し、僕自身が認めた善人だけが暮らす新世界を築くことにした。そう…僕が、新世界に君臨する神となるのだ!
だが、その前に…犯罪者よりも先に、抹殺しなければいけない奴がいる…。そいつを殺さなければ、僕が理想とする世界はありえない…。

リューク「おい、月…一体どうするつもりなんだ?」
月「決まってるじゃないか、リューク…何としても、奴を抹殺してみせる」
リューク「放っておけば良いじゃねえか」
月「そういうわけにはいかない!」
リューク「あ、ああ、す、すまねえ…じゃあ、どうする? やっぱ、死神の目の取引を…」
月「するわけないだろ。自分の寿命を縮めてしまったら、新世界の神として君臨する意味がなくなってしまう」
リューク「…まぁ、いい。お手並み拝見といこうか、月」
月「…ふっ。任せてくれ、リューク。…僕としたことが、少しばかり動転してしまったようだ。落ち着け僕…もっと冷静に考えれば、何か良い方法を思いつける筈だ…」
リューク「無理だと思うけどなぁ…だって、相手の名前が分かんねえんだろ?」
月「…名前がないのなら、つければ良い…」
リューク「へっ!?」
月「おい、そこのお前!今日からお前の名前はゴキ男だ!!」
リューク「ら、月…!?」
かきかきかき…(ノートに名前を書いている)
月「…よし!!今から30秒後にお前は心臓麻痺で死ぬ!」

30秒後

月「何故だぁ~!?何故死なない…!?」
リューク「…死ぬわけねえだろ。相手はゴキ○リなんだからさ」
月「くっそー…認めない、認めないぞ、僕は…!」
リューク「ゴ○ブリくらい、さっさと殺っちゃえば良いのに。…お前、馬鹿だな」


2006/10/25 21:12 | Comments(0) | TrackBack() | その他(漫画)
なんて素敵にジャパネスク

今日は、『なんて素敵にジャパネスク』という漫画について語りたいと思います。

『なんて素敵にジャパネスク』は私の大好きな漫画です時は平安。大納言家の瑠璃姫は、かなりお転婆なお姫様。幼い頃の初恋を引き摺って、どのような殿方も相手にしない。おかげで、父・大納言は娘の行く末を案じるあまり、謀り事を行ない――」ってところから物語は始まります。平安時代の物語ですが、全然古臭さを感じさせないお話です。
主人公は、大納言家の姫君・瑠璃。彼女はかなり面白いキャラですよ。貴族のお姫様でありながら、十二単を纏ったまま邸中を走り回ったり、物を振り回したり、暴れ回ったり。相手の身分も気にせず、自分の気持ちに素直に生きる。いわゆる現代風な女性ですね。気性が激しくて、負けず嫌いで、でも正義感と責任感が強くて、おまえに男顔負けの度胸と知恵の持ち主。たとえ相手が今上帝であろうと容赦はしない。とても心の優しいお姫様です。
そんな瑠璃姫ですが、初恋の思い出をずっと胸に秘めているという乙女チックな一面もあります。幼い頃、家庭の事情で親元を離れ、吉野で暮らす祖母の家に預けられていたんですが、その頃知り合ったのが、瑠璃姫より少し年上くらいの大変見目麗しい少年。身分を憚って名を明かせない彼を、瑠璃姫は吉野で知り合ったから吉野君と呼ぶことにし、四季折々の美しい姿を見せる吉野の大自然の中で、夢のように儚く輝いた日々を共に送るのでした。けれど、吉野君は瑠璃姫の知らない間に病で急死。続いて祖母も死んで、瑠璃姫は泣く泣く京へと帰り、今に至る――と。
そんな瑠璃姫を慰めたのが、瑠璃の弟・融の親友である左大臣家の末っ子・高彬。泣きじゃくる瑠璃姫に、高彬はずっと傍にいると約束して励ますのですが、瑠璃姫は薄情にもその約束を忘れてしまうのでした。とにかく明るさと前向きさがとりえの彼女ですから、いつまでもくよくよと悲しんでいるわけにもいかず、高彬や融をいつも泣かせてばかりというガキ大将的な幼少期を過ごします。
そしてやがて16歳のお年頃な女の子へと成長した瑠璃姫ですが、幼い頃の初恋の思い出を引き摺って、一生独身であることを誓います。名門のお姫様なので瑠璃姫のもとにはひっきりなしにたくさんの貴公子から恋文が届くのですが、瑠璃姫はそれらを全部無視。おかげで恋文の数はめっきり減り、「瑠璃姫は脳の病にかかっている」という噂まで流れる始末。父の大納言は娘の行く末を案じ、どっかの貴公子を使って既成事実を作り、結婚せざるを得ない状況にしちゃおうと画策します。まったく、とんでもない親父です。
そんな父の陰謀に気付いて激怒する瑠璃姫ですが、逃げる途中でその貴公子とばったり遭遇し、大ピンチ!!そこへ颯爽と現れたのが、将来を有望視されているほどの優秀な青年へと成長した高彬(ちなみに、瑠璃より一つ年下)。彼の機転で難を逃れた瑠璃姫ですが、高彬から幼い頃交わした約束のことを聞き、何のことやらと首を傾げます。高彬は、実は幼い頃の約束を果たす為、出世をして瑠璃姫の相手として相応しくなろうと頑張っていたのです。しかし肝心の瑠璃姫は約束を綺麗さっぱり忘れていました。そこが瑠璃姫の可愛いところなんですけどね。
大好きな瑠璃姫の為、健気に努力してきた高彬。その彼から告白され、初恋の吉野君への想いを貫こうとしていた筈の瑠璃姫の心はときめきます。やがて二人は婚約するのですが、そう簡単に事が進まないのが瑠璃の運命。朝廷を揺るがす大陰謀に巻き込まれ、二人はなかなか結婚することができません。そればかりか、瑠璃姫はひょんなことから身分を隠して、親王を陥れようと目論む右大臣一派の邸へ潜入捜査をしたり、命を狙われたりと大忙し。とにもかくにも、瑠璃姫の活躍によって右大臣一派の陰謀を明るみにされ、親王(実は親王も身分を隠し、雑色の鷹男として捜査していた)の命も守られたわけです。
これで問題が解決され、今度こそ無事に高彬と結婚できると思った矢先に、瑠璃姫を襲った悲劇――なんと大納言邸が放火されてしまったのです。しかもそれは瑠璃姫の命を狙ったもの。運良く助かったものの、さすがの瑠璃姫は傷心してしまいます。

(この辺からの話が、私は特に好きですね。)

邸が燃えてしまったのは自分の所為だ、と傷つく瑠璃姫。しかしいつまでも嘆き悲しむような彼女ではありません。彼女は逆境にめげず、何としても犯人を捕まえようと決意します。そのような彼女の前に、現れた、一人の見目麗しい青年僧――唯恵。なんと彼こそが犯人だったのです!!火事で死んでしまった人達の敵討ちをしようとする瑠璃姫ですが、相手は僧とはいえ男。勝ち目はありません。しかし、唯恵は何故か瑠璃姫を抱き寄せ、ある言葉を呟きます。

「いつかわたしが都に呼ばれ、官位を授かることができたら、お迎えに行ってもいいですか……」

それは、幼い頃吉野で出会った少年が、瑠璃に言った言葉。なんと美僧の正体は、死んだ筈の吉野君だったのです。

数奇な運命に翻弄された吉野君。彼はただ初恋の姫君と共に美しい吉野で暮らすことを夢見ていただけなのに、とある陰謀に巻き込まれ、瑠璃姫と生き別れてしまったのです。やがて吉野君の正体や何故自分を殺そうとしたかなどの理由を知った瑠璃姫は、吉野君の深い悲しみを理解し、帝を殺そうと画策する彼を何としても阻止しようとします。瑠璃は吉野君のことを大切に思っていたから――好きとか嫌いとか、そういう感情ではなく、本当にかけがえのない存在だったから――しかし運命はまたもや二人を引き離します。吉野君は瑠璃姫の前から姿を消し、唯恵は死んだという噂が都中を飛び交います。それでも瑠璃姫は、思い出の地・吉野で、吉野君が再び現れるのを待ちながら、傷を癒すのでした――。

勿論、物語はここでは終わりません。トラブルメイカーな瑠璃姫ですから、その後またもや事件に巻き込まれ、周囲の人々をも翻弄するのですが、とにかく吉野編は凄く切なくて、瑠璃姫と吉野君の強い絆を感じました。(その絆の前では、高彬は出る幕などない)
幼馴染っていうと、やっぱり物語の中ではかなり美味しいポジションだと思うですが、『なんて素敵なジャパネスク』では決して結ばれず、けれども心はいつも一緒という絆を見せつけられました。互いの幸福を願い、どんなに遠く離れた場所にいても、互いを想い合う――たとえ相手が他の人と結婚しても、その気持ちはいつまでもいつまでも変わらない。瑠璃と吉野君は恋愛感情などではなく魂の領域で固く結ばれていて、それが揺らぐことは決してありえない。
悲しみのあまりさらなる悲劇を生み出してしまった吉野君の境遇は、あまりにも哀れで、涙を誘います。そして、そのような彼を果敢にも救い出そうと自分自身をも犠牲にしかけた瑠璃の健気さにも、泣いちゃいます。

炎上する寺の中、時を超えて再会した二人の胸に浮かんだものとは、一体何だったのか――。
幼い頃の美しい吉野での思い出があるからこそ、生きていける。それこそが二人の絆であり、宝物――。

次々と難事件を解決する瑠璃姫は本当に素直で、頭が良くて、そして誰よりも女の子らしくて、とても愛着の持てるキャラクターです。もしかしたら、今まで読んだ小説やら漫画やらの女キャラの中で、一番好きなタイプの女の子なのかもしれません。瑠璃のような強さがあれば、と思うことはしょっちゅうです。

買って絶対に後悔することのない漫画だと思いますよ。本当に面白い。ただ、私個人の意見としては連載中の人妻編はちょっと微妙ですが。(やっぱ結婚前の話が好きです)


2006/10/13 22:23 | Comments(0) | TrackBack() | その他(漫画)

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