昨夜、『遥かなる時空の中で3』のヒノエくんと弁慶さんの無印バッドエンディングに初チャレンジしました。
――え?今更って?
だってさ…可哀想なんだもの。「あ、この選択肢選んだら、絶対この二人傷つくだろうな」って思ってしまって、どうしても悪い選択肢を選べない。たとえ相手が二次元世界の人間であろうと、凄く気を遣ってしまう――病んでいる証拠ですね☆
まずはヒノエくんの無印バッドエンディングの感想から。
突然哀愁漂うBGMが流れ、ヒノエくんが切なげな顔に。ああぁぁぁぁごめんなさぁぁぁいぃぃぃ…!!常に自信に満ち溢れていた人が期待を裏切られたときほど切ない表情はない。
そして出た。「沢山の女の子と遊び回っていた罰かな」発言。
さすがヒノエくん。やっぱ神子と会うまではいろんな女の子と遊び回っていたのねー。そこんとこは予想通りだわ。そういうキャラだもんね、彼って。
17歳という若さですが、気高く聡明で、おまけに色気と美貌をも武器にする彼。その彼から告白されて、断って、そしたらこんな反応だなんて…。
「本気の恋は、もうしないよ…」
あわわわわわわ…!!(混乱)
しかもね、ヒノエくんは最後の最後まで神子に気を遣って下さる。「お前がそんな辛そうな顔する必要はねえよ」って。
なんて優しいんだ…!!
その優しさに、タミはめろんめろん。最後の瞬間まで、自分をフッた女に優しい言葉をかけて下さる…あなたは天使だよ。その慈悲深き心が翼となるぜ。
ごめんね、ヒノエくん。もう二度とあの選択肢を選ばないからね。
――何だか凄く良心が痛むエンディングでした。
お次は弁慶さんの無印バッドエンディング。
告白した弁慶さんをフッた神子。
その途端、弁慶さんの態度が急変。
何で怒ってんの!?
怖い!怖いよ!!それって炎の中で部下を見捨てたときの顔だぁ…っ。
「どうやら僕の思い込みだったようですね」って。いや、思い込みじゃなくて本当は好きなんだよ…愛しているんだよ…でも、どうしても見たかったんだよ、あなたのバッドエンディングを…。
弁慶さんの言葉が凶器と化した瞬間でした。一言一言が胸に突き刺さる。痛い痛い。何で責められてんの、私。
「早く帰って下さい」
そう言われたときは、さすがに泣きたくなりましたね。TVに向かって土下座したね。ごめんなさい、許して下さい、って。
でも、その後に続いた言葉――「僕が君を閉じ込めてしまわないうちに」
胸キュ~ンVv
意味:早く帰ってくれないと、僕は君を監禁してしまいますよ。君が元の世界に戻れないように…誰の目にも触れさせないように…未来永劫に…。
むしろ監禁して下され、荒法師様。
あー幸せー。
ところで、ますます私の中で「ヒノエくんはA型、弁慶さんはB型」という疑惑が深まりました。実際はヒノエくんがB型で、弁慶さんがA型らしいが。
私は信じない。信じないぞ。
最後の最後まで神子に気を遣っていたという点や、計算高くて、でも実は結構繊細な神経を持っている(と私は思っている)という点から、ヒノエくんは間違いなくA型。
整理整頓能力がなく、部屋が散らかしっぱなしだという点、自分の思い通りにならなければ途端に機嫌が悪くなるという点から、弁慶さんは絶対にB型。
実際、声優さんもそうだしね。(高橋さん→A型、宮田さん→B型)
『遥かなる家族計画』というものをやりました。
以下は、結果。
● ヒノエ家の嫁の貴女。家族構成は、夫→ヒノエ。長男→譲。次男→リズヴァーン。末っ子→九郎。貴女を取り巻く環境は、愛人→弁慶。ストーカー→知盛。カラス→敦盛。
旦那様から一言→
「目隠しと、縛られるのどっちがお好み?」
● タミさんの開運ダンスは、バレエです!
えぇぇぇ!?何これ何これ!?
かなり素敵な家族構成ではありませんか!!
旦那さんがヒノエって、これかなり美味しい!長男は…譲か。次男がリズ。凄いな。末っ子が九郎…末っ子なんだから、きっと甘えん坊に育つだろうなぁ…ふふっ。
っていうか、愛人が弁慶て。リアルだな、オイ!ストーカーが知盛って、なんか凄くないですか。敦盛がカラスって…え?いや、敦盛さんならどんな姿でも大歓迎だけど、カラスって…………あ、良いかも。可愛いかも。
望美「敦盛さんって、ちょっと消極的すぎるんじゃないかなーって思うの」
朔「確かにそうねぇ…同じ熊野育ちのヒノエ殿や弁慶殿とは対照的すぎるものね」
望美「そうそう。だからね、あたし思ったの。敦盛さんを改良しちゃおうって」
朔「まぁ…何てことを言うの、望美!それかなり面白そうだわ!!」
敦盛改良計画
敦盛「あの…神子、私を呼んだか?」
望美「あ、敦盛さん♪よく来てくれました。ちょっと敦盛さんに頼みたいことがあって」
敦盛「頼みたいこと…?私のような者では、大した役に立てないと思うのだが…」
望美「そこよ、そこ!そこがいけないのよ、敦盛さん!!」
敦盛「えっ…な、何が…?」
朔「敦盛殿。望美は、敦盛殿が消極的すぎることを気に病んでいるのよ」
望美「敦盛さん、もっと自信を持って下さい。敦盛さんはこんなに可愛くて、しかも他人を拒絶しているのに何故か凄くモテるんだもの。もっと積極的に振舞えば、きっと世界中の女の人を虜にできると思うんです」
敦盛「あの…一体何の話なのだ、神子…?」
望美「つまりですね、敦盛さんを改良しちゃおうと思いまして」
敦盛「か、改良…?」
朔「性格矯正よ、敦盛殿」
望美「あたし、もっと敦盛さんに逞しくなってほしいんです。確かに今のままでも十分母性本能をくすぐられて良いんですけど…何ていうか、こう、積極的に迫ってくる敦盛さんってのも見てみたいなーって」
敦盛「あの…それはつまり、神子の趣味の問題では…」
朔「敦盛殿。勿論、嫌とは言わないでしょうね。他でもない神子の頼みなんですもの」
敦盛「いや…あの、私は…」
望美「よし。では、まず態度から改めましょう」
敦盛「えっ…た、態度…?」
朔「まず真正面から相手を見つめるのよ、敦盛殿。口を微かに開き、瞳には切なさを湛えて」
敦盛「え…あ、こ、こうか…?」
望美「そうそう、そんな感じ。で、こう言ってみて。「君は、いけない人ですね…」って」
敦盛「……」
朔「ほら、敦盛殿。早く早く」
敦盛「いや、あの…キ、君ハイケナイ人デスネ…」
望美「敦盛さん、棒読みになっていますよ。ほら、もっとこう…「君は」の次に少し間を置いて、「いけない人ですね…」と、嘆息するように」
敦盛「キキキ君ハ…イ、イケナイ人デス、ネ…」
望美「うーん、いまいちだなぁ」
朔「では、敦盛殿。次は身体を斜めにくねってみせて。右手は上げて、左手は腰に。そして口元には余裕めいた微笑を浮かべ、流し目で相手を見つめるのよ」
敦盛「…こ、こうか…?」
望美「じゃあ、こう言ってみて。「俺の姫君」って」
敦盛「え…あ、オ、俺ノ姫君…」
望美「うーん、また棒読みになってるなぁ」
朔「敦盛殿。もっと感情を込めて言えないの?何ていうか、こう、相手を賞賛するような感じで」
敦盛「そう言われても…」
望美「朔。まずは言葉遣いから矯正した方が良いんじゃないかな」
朔「そうねぇ」
望美「じゃあ、敦盛さん。何か適当に私を口説いてみせて下さい」
敦盛「はっ…!?く、口説くって、そんな…何を言えば…」
朔「難しいことは考えなくても良いのよ、敦盛殿。望美を褒めれば良いだけなの」
敦盛「そ、そうか…では…み、神子。あなたはとても清らかで、気高い人だ…」
朔「どう、望美?」
望美「なんか…もう今のままでも十分胸キュンしちゃうんだけど…やっぱりちょっと積極性が足りないのが残念なんだよねぇ。あ、そうだ。敦盛さん、こう言ってみてください。「お前の笑顔は花のように可憐で、思わず見とれちゃうね」って。あるいは「君は本当に美しくて気高い人だ」って」
敦盛「あの…先程から思っていたのだが…それらは全て弁慶殿とヒノエ殿の真似事なのではないか?」
望美「……」
朔「……」
数時間後――
ヒノエ「あれ?敦盛は?」
弁慶「敦盛殿なら、先程神子の部屋へ呼ばれていきましたよ」
ヒノエ「敦盛の奴…油断も隙もねえな」
弁慶「…あ、ヒノエ。敦盛殿が帰ってきましたよ」
ヒノエ「ん?どうした、敦盛?顔が真っ青だぞ」
敦盛「いや…ちょっと神子達にしごかれていて…」
ヒノエ「へぇ…?それは羨ましいね。可憐な神子姫達と一体何をやっていたんだい、敦盛?」
敦盛「……」
ヒノエ「敦盛?」
敦盛「…何ダイ、俺ノ可愛イ姫君?」
ヒノエ「!?」
敦盛「ドウシタンダイ、俺ノ顔ニ何カ付イテイルノカイ?ソンナニ見ツメラレルト、天女ヲ攫イタクナッテシマウヨ」
ヒノエ「べ、弁慶…!敦盛が変!おかしいって絶対!」
弁慶「どうしたんですか、ヒノエ?そんなに慌てて…」
敦盛「フフッ、僕ノ魅力デ惑ワシテシマッタカナ?僕モ罪ナ男デスネ」
弁慶「!?」
敦盛「ソンナニ見ツメテ、一体ドウシタンデスカ?フフッ、君ノ瞳ニ映ルノガ常ニ僕ダケダッタラ良イノデスケレド」
ヒノエ「怖い!敦盛かなり怖い!顔無表情だし!目が虚ろだし!」
弁慶「敦盛殿、神子達に何をされたんですか!?答えて下さい、敦盛殿…!」
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敦盛さんをいじめたくなったんです。
荼吉尼天を倒す為、現代の鎌倉へとやって来た私達――けれど白龍の力は失われたままで、異世界「京」へ皆を帰すことができない。(もう帰さなくても良い気がするけど)
とりあえず白龍が力を取り戻すまでの間、皆は有川家の居候になることになったんだけど…。
譲「…いいですか、皆さん」
物陰に隠れたまま、譲くんが深刻そうな顔で言った。
譲「この世界には、警察と呼ばれる人達がいます。その人達の姿を見たら、すぐに逃げて下さい」
九郎「何だ、それは。敵なのか?」
譲「いえ…でも、今の俺達にとっては似たようなものです」
将臣「ま、この格好だと不審がられてしまうだろうからな」
望美「コスプレってことにしとけば良いんじゃないかな」
譲「でも、まず銃刀法違反で捕まってしまうでしょうね」
将臣「とりあえず、うちまで走っていくしかないな」
ってことで、私達は有川家まで走ることにした。
将臣「よし、皆俺についてこい!絶対に遅れるなよ!!」
全員「オォ~ッ!!」
ダダダダ――!
警察「あ。ちょっと待ちなさい、君達」
景時「え、何?俺達のこと~?」
譲「ち、近付いちゃ駄目だ、景時さん!その人が警察だよ!!」
景時「えっ…し、しまった…!!」
朔「兄上…!!」
バシッ
警察「…っ」
九郎「怪我はないか、景時!?」
景時「九郎…!?」
九郎「こいつらの相手は俺に任せろ!お前達は早く逃げるんだ!!」
将臣「お、おい、何やってんだ、九郎!?お前も早く…」
九郎「俺のことは構うな。敵前で逃亡するなど、どのみち俺にはできんのだ…!」
リズ「…私も残ろう…」
望美「九郎さん、先生…!」
リズ「問題ない…」
将臣「ちっ…死ぬなよ、九郎、リズ先生…行くぞ、皆!」
望美「九郎さん、先生…!!」
弁慶「諦めて下さい、望美さん…あの二人は、もう…」
望美「そ、そんな…いやあぁぁぁ…!!」
九郎とリズ、脱落。
ヒノエ「わっ…何だ、この鉄の塊は!?」
譲「危ない、ヒノエ!それは車だよ!!」
ヒノエ「車…?これが…?」
将臣「お、おい、道路に飛び出したら危ね…っ」
キキィ~…ガシャンッ
望美「ヒノエくん…!」
ヒノエ「だ…大丈夫だよ、俺の姫君…泣かないでおくれ…お前に涙は似合わないよ…」
望美「ヒ、ヒノエくん…」
ヒノエ「ふっ…俺としたことが…不覚だったね…早く逃げるんだ、神子姫…」
望美「で、でも、ヒノエくんを置いてなんて逃げられないよ…!」
景時「…どうやらその鉄の塊は、あの青やら赤やらに点滅するものの指示には従うようだね…あるいは、同じ光を放つことができれば御することができるかも…」
譲「景時さん…何を…?」
景時「ここは俺に任せて。何とか鉄の塊の動きを止めてみせるよ」
バシュバシュッ
将臣「おい、景時!そんな信号機の真似なんかしても車は…」
キキィ~…ガシャンッ
弁慶「景時…!」
景時「くっ…やはり駄目だったか…俺に構わないで、早く逃げるんだ、皆…」
朔「兄上ぇ…!」
景時「朔…ごめんね、頼りない兄で…」
ヒノエと景時、脱落。
将臣「くっ…これ以上犠牲を出してはいけない…」
白龍「あ。見て見て、神子。人がいっぱいいるよ」
譲「はっ…い、いけない…この時間帯はちょうどタイムセール…!!」
白龍「わぁ~良い匂いがするね。あ、これは神子の大好きなお団子の匂いだ。ちょっと待ってて、神子。神子の為にお団子を貰ってくるよ」
弁慶「あっ…待ちなさい、白龍…!」
店員「おい、何だこれは?」
白龍「え?それはヒノエから貰った銅銭だよ?」
店員「あのなぁ、こんな玩具で団子を買えるとでも思ってんのか?ちゃんと金を出せよ、金を。ほら、105円」
白龍「私は持ってないよ」
店員「何だと…?警察呼ぶぞ!!」
敦盛「白龍!早く逃げるんだ…!!」
望美「敦盛さん!?」
敦盛「ここは私に任せ…わわっ…」
白龍「も、物凄い人集りだよ…逃げられない…み、神子…!」
望美「敦盛さん!白龍!」
敦盛「(だ、駄目だ…意識が遠のく…)グ…グアァ…グワアァァァ…!!」
店員「ひぃっ!?ば、化け物だ…!!」
望美「あ、敦盛さん…!」
将臣「駄目だ、望美!もう手遅れだ!!今のうちに逃げるぞ!」
望美「でも、敦盛さんと白龍が…」
白龍「神子…逃げて…!!」
敦盛「(この呪われた力で、神子を守る…!)」
白龍と敦盛、脱落。
弁慶「結局、僕と将臣殿と譲殿と朔殿と望美さんだけになってしまいましたね…」
将臣「…ああ」
弁慶「何とかここまで来られましたが…あれほどの犠牲…さすがの僕も、挫けそうです」
望美「弁慶さん…」
弁慶「大丈夫ですよ、望美さん。ふふっ、君は優しい人ですね。誰の苦しみも君は感じ取ってしまうのだから。…おや?あれは…」
望美「ああ、あれですか。あれは船ですよ」
弁慶「船?こちらの世界の船は、僕達の世界とはだいぶ違いますね」
望美「ええ。おまけに、人がたくさん乗れるんです」
将臣「あのサイズの船なら、ざっと1000人くらいは乗れるんじゃねえかな?」
弁慶「1000人も…それは…燃やすのが大変そうですね」
一同「!?」
弁慶「ちょっと行ってきます…」
将臣「ちょっ…待っ…」
弁慶、脱落(?)。
譲「…どうするよ、兄さん」
将臣「どうするって…」
望美「ねえ…私、ふと思ったんだけど、タクシー使えばよかったんじゃないかな…」
将臣「……」
譲「……」
望美「こうなったら…逆鱗の力で、皆がまだ無事だったときに…」
時空飛躍~。
the end
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なんかもう疲れました。ので、中途半端ですがこれでお終い。
何なんだこの展開は一体。
ところで、誰が一番可哀想って、そりゃヒノエくんだろ。痛いよな。
逆に白龍の神子(確か春日望美って名前だったな)が十二国へ流されたら。
望美「…あれ? ここは」
桂桂「お姉ちゃ~ん」
望美「あ、桂桂」
これじゃ駄目だ。
普通に蘭玉じゃん。(あ、陽子が喜びそうだ)
違う違う。望美が景王だって設定で。
景麒「主上。朝議のお時間で…………主上?」
望美「(金髪!?)大変! 先生に鬼の仲間がいるって教えなきゃ…!!」
景麒「私は鬼などではない。勘違いされるな」
常に冷静沈着な景麒。
(何故か)王気を感じたので。
景麒「主上。じきに朝議ですが、いかがなさいますか」
望美「ちょ、朝議って…?」
景麒「(イラッ)午前中に執り行われる会議のことです」
望美「えっと…あの、今日は欠席ってことで…」
景麒「(イライラッ)…分かりました。では、諸官にもそのようにお伝えしておきます」
やっぱり王には逆らえない景麒。
望美「…ここ、本当に何処なんだろう…時空跳躍、失敗しちゃったかな…」
祥瓊「陽子ぉ~景麒から聞いたわよ。朝議サボっちゃったんだって?」
望美「え…その声は、朔…!?」
祥瓊「は?」
陽子と同じミスをするだろうな、と。
望美「朔!よかった、朔! なんか時空跳躍ばっかりしてたら知らない所に来ちゃって、物凄く不安だったの!!」
祥瓊「え…あの…陽子、よね? 瞳の色は翠色だし…髪は…なんかちょっと桃色っぽくなったような気がしないでもないけど、一応赤系だし…でも、なんか違うような…」
望美「え? 何言ってるの? 私は私だよぉ~」
祥瓊「…本物の陽子なら、剣を扱える筈よ。ほら、ここにある剣で剣技を見せて!」
望美「…花断ちをすれば良いのかな? えいっ!!」
しゅっ
祥瓊「凄い…やっぱり陽子だわ…」
え、祥瓊って天然ボケですか。
で、尚隆と六太が遊びに来た。
尚隆「陽子、久しぶりだな。ん? ちょっと見ないうちにかなり雰囲気が変わったな」
望美「え、あの…」
六太「あのなぁ、尚隆。女ってのは、短い間にもどんどん変化するもんなんだぜ」
尚隆「ふっ。お前がそんなことを言うとは思ってもいなかった」
六太「何だよ。だてに500年も生きちゃいねえぞ、俺だって」
500年も生きていた雁国の主従。いい加減にボケてきたんでしょうか。
望美「(この男の子、乱馬っぽい)」
『らんま1/2』とか意外と観ていそうだな、と。
望美「(それにあのお兄さん、何となく将臣くんと似ているかも。雰囲気とか)」
と、私は思ったんですが、どうでしょう。
六太「陽子。今日は楽俊を連れてきたぜ」
楽俊「陽子ぉ~」
望美「はっ…!? 怨霊!?」
楽俊、危うし。
そこへ現れたのは、通りすがり(ありえねえ)の犬狼真君。
更夜「――待て」
望美「そ、その声は…先生!! リズ先生!」
もうこれくらいが限界だ。