さんざん悩んだ挙句、『十二国記』のCDドラマ『東の海神 西の滄海』を購入しました。何故悩んでいたかと言うと、既に『東の海神 西の滄海』のアニメ版のDVDが手元にあるから。さすがに同じ作品を二つも買うなんてな――と考えていたのですが、CDドラマとアニメ版じゃキャストは少し違うし(同じ人もいるが)、CDドラマはポスター付きで、おまけに書き下ろし小説『漂舶』も収録されているし。
それにね、
CDドラマには石田さんだけじゃなくて三木さんと関さんもキャストに加わっているから。
そういう理由です。ハイ。
まずは書き下ろし小説『漂舶』を読みました。
朱衡、帷湍、成笙の三人は、相変わらず尚隆と六太に振り回されてばかり。どれほど策を講じても、やっぱり尚隆の方が一枚上手。呆気なく逃げられてしまうことに。そういう捕り物(?)が、玄英宮ではよく見られるんですよね。良いな、雁国は…。
ちなみに私は、三人の家臣の中で朱衡が一番のお気に入り。外見は痩身優男だという彼は、普段は冷静沈着で、礼儀正しく、物腰が柔らかいけれども、実は物凄く短気。でもとても優秀で、最も尚隆のことを理解している。
元州の乱後(乱の記憶が朧げになるほど時間が経った後らしい)、斡由の墓に参る尚隆と六太(王宮から逃亡した直後 / 笑)。尚隆が斡由に対して何やら哀愁のような、自分自身との比較のような、そういう何とも言えない複雑な感情を抱いているのは、アニメ版のオリジナルではなく、ここから来ていたのね――と知ることができました。
六太が更夜を探していること、更夜に会う為黄海へ行きたいと願っているけれどそれが叶わないこと、そして更夜との約束が一応果たされたと六太が考えていること――それらを知れただけでも、この『漂舶』は私にとって、とても満足のいく作品でした。
何故更夜は、尚隆と六太が交わしてくれた約束が叶えられても尚、姿を現さないのか――表向きには、黄海の守護者・犬狼真君としての立場があるから、ということなのでしょうか。けれど本当の理由は、約束が果たされたからといってこの結果に満足してはいけない――ということを伝えたいから、ということなのか…。そこからは、更夜の自己犠牲的な優しさを感じます。ずっと人間の群れに入りたいと希っていた更夜。本当は、尚隆や六太のもとへ飛んで行きたい筈なのに、それをせず黄海で一人ひっそりと(妖魔仲間はいるが…)暮らす。それはある意味、かつて元州の乱の折、尚隆と六太に逆らってしまったことへの贖罪のようにも感じます。あぁ、更夜…。
『漂舶』のあとがきに、小野先生の文章がありました。えーっと、CDドラマを収録するにあたってのレポートみたいなものですかね。それを読んで、思わず興奮した私。
小野主上も声優さんラブvでいらっしゃった。
あの方も、男性の声に魅力を感じるそうです。声優さんのことが大好きみたいです。あとがきを読んでいると、その乱心ぶり(Oooops…!!)熱狂ぶりがよく伝わってきました。
――そりゃそうさ。(私が声優さんにハマったのはごく最近のことで、まだまだ声優さんに関する知識も乏しく、名前を知っている声優さん自体も少ないわけなのだが)泰明さんやコジロウや星宿や九郎さんが出演されるのだから、興奮しない筈がない。そしてその人達が目の前で台本を睨んでいるのだから、動揺しない筈がない。
…良いな。そのときの小野先生の気分、味わってみたいな。
さっそくCDドラマの方も聴いてみました。まずは前半。
尚隆さんの声は、アニメ版とは違うからどうかな――と思っていたのですが、とてもピッタリでした。深みがあって、包容力があって、まさに捉えどころのない飄々とした風漢といった感じでしたよ。(そのまんまやんけ)
六太は、アニメ版と同じ山口さんが演じていました。ぅわーい、陣だ乱馬だトンボだ犬夜叉だぁー(え、Lも!?)。
更夜も、アニメ版と同じ石田さん。でも、アニメ版とはだいぶ雰囲気が違いました。感情が欠落…というよりないという感じ。声も幾分か高くて、斡由を様付けで呼んでいたのにも違和感。私はアニメ版の方が好きです。
朱衡は、子安さん。うん、凄く似合っていると思う。私の中では、子安さんと言えば景麒ですが、景麒がもっと人間らしくなってちゃんと相手の気持ちも考えられるようになって器用に行動してくれれば、朱衡みたいな人間になると思います。でも常に憮然としていて他人の気持ちをちっとも理解しない無愛想な景麒も私は好きです。(笑)
帷湍は、関さんでした。関さんは熱血漢なイメージなのですが、帷湍の声としては…ほんの少しだけ違和感。いや、帷湍もある意味熱血漢…熱血漢というよりむしろ血圧が高いオジサンという印象を私は受けているのですが、その声が関さんっていうのは…帷湍、若作りしすぎだ――って気がしてしまう。私の中では、帷湍はオジサンです。尚隆に振り回されてばかりの哀れなオジサン。
成笙は、三木さん。イメージ的には合っていると思いました。思慮深くて、それでいて凄く頑固そうなところがピッタシ。思っていた以上に声が綺麗だなぁーと聞き惚れてしまいました。
――ハイ、以上!CDドラマの感想終わり!!
ときどき考えるんです。『遥かなる時空の中で0(ゼロ)』というものを。
いや、そんなものは存在しないんですけどね。最近つい妄想してしまうんです。
例えば、主人公は初代の龍神の神子として選ばれる――と。何しろ初代なので、異世界の人々は勿論のこと主人公自身も、神子が何たるものかを理解していない。そればかりか、八葉でさえ神子を守護するという自らの使命に気付かずにいる――と。
突然訪れた異世界で、何一つ分からず運命に翻弄される主人公。夢に現れる龍神に導かれるまま、都の人々を脅かす「鬼」と対峙することになるものの、どうしても都人と鬼との確執を彼女は理解できずにいる。
ちなみに、私が考えた時代設定は―― 一応、飛鳥時代。八葉の中には、中大兄皇子や中臣鎌足、大海人皇子、有間皇子などがおり、また白龍に選ばれた主人公に対し、黒龍の神子として選ばれたのは、額田王。他にも柿本人麻呂とか武市皇子とかが登場したり。
って駄目じゃん!!
『天上の虹』のまんまじゃん!
中学生の頃、図書館に置いてあったんです。『天上の虹』という漫画が。
途中までしか読んでいないけど、日本史の勉強になるし、内容も凄く面白かった。
えーっと…今回の『遥かなる時空の中で0』の発想は、そこから来ているわけですね。オリジナリティの欠片もない。しかしそれを言うなら、八葉の殆どが史実の人間である遥時3はどうなる…。
もし『遥かなる時空の中で0』がこの設定で行くとすると、やっぱり中大兄皇子は地の青龍かな。関さんに声を担当してほしい。あと、鎌足は地の朱雀。つまり、ここでの中大兄皇子と鎌足の関係は、遥時3の九郎さんと弁慶さんそのまんまというわけ。本当にオリジナリティがない。…あ、でもやっぱ中大兄皇子は八葉に加えない方が良いかな。死んじゃうし。けどなーキャラとしては惜しいよなー。ちなみに大海人皇子は天の朱雀かな。悲劇のプリンス・有間皇子は天地の玄武のどっちか。あ、あえて地が良いかな。八葉に鬼も加えたいから、リズ先生とかぶらないように。八葉の中に、現代人も一人加えたいな。私個人の好みとしては、主人公より一つ年下で優等生で色男なんだけどクールで非社交的な性格(完全に私の好み)。神子とはあまり仲がよろしくない、と。譲とは似ても似つかぬ年下キャラにしなければいけない。しかも、親同士の再婚によって神子と戸籍上姉弟になってしまったという設定。何かと神子に逆らうけれど、本当は神子のことが好きなのだよ――と。
私は一体何をしたいんだろうね。
あと、『遥かなる時空の中でZ(ゼット)』(笑 / ドラゴ○ボールかよ)というものも考えた。
時代は江戸時代末期。維新志士と新撰組らが相争う血生臭いこの時代――江戸を守護する応龍の加護を、再び再び京へと移そうとする活動も密かに行なわれていた。主人公が神子として召喚されたのは、その頃。幕府側につくか、それとも――と葛藤するところから物語は始まります。
八葉は多彩で、維新志士もいるし新撰組もいる。本来は殺し合う立場だけれども、神子を守るという立場、そして「日本」という国を守りたいという願いから、八葉である間は一応敵ではない――けれど、やはり味方でもない。八葉にも様々な葛藤が生まれるわけです。
八葉のメンバーは、やっぱあれでしょ。新撰組からは沖田総司や土方歳三、維新志士からは桂小五郎、高杉晋作など。あえて坂本竜馬は入れません。あと西郷隆盛も、イメージ的に八葉っぽくはないので。やはり新撰組と長州藩士辺りが妥当ではないでしょうか。あとはオリジナルキャラで占めましょうか。将臣くんみたく現代人だけどその時代の人間になりかわってしまったというキャラがいても良いでしょう。あと、先程も挙げた神子の戸籍上の弟というのもアリじゃないですか。
この時代になると、既に鬼の一族は滅びていそうですが…あえて登場させたいですね。八葉として。鬼って、つまり外国人なんですよね。じゃあもうペリーとかグラバーとかで良いや。(何だこの設定は…!!)
ただ幕末のお話になると、もはやネオロマでも何でもないような気がしてしまうのですが。
今日は、ある試みに挑戦しようと思います。母から教えてもらったんですが、ア行~ワ行の文字から始まる歌(歌い出しでもサビでもOK。じゃないと無理)を思い出していこうという遊びです。なんかちょっと面白そうだったので、思い出せるだけ思い出していこうかな、と。ではレッツ・チャレンジ。
ア――「電光石火の恋」(♪赤い夕陽 もぎ取りあげる…)
ハイ来た。いきなり来た。トップバッターがこれかよ、と。他にも『砂の果実』(♪あの頃の僕らが笑って軽蔑した…)とか思いついたんですけどね。…ふふっ。どうやらこれから先趣味に走りそうですね。そういえば「陽だまりの歌」(♪会えなくなって どれくらい経つのでしょう…)もありましたね。あれはかなり思い出深い歌です。中学生の頃、よく歌っていました。
イ――「いとしさとせつなさと心強さと」(♪いとしさと切なさと心強さと…)
篠原涼子の。この歌、好きだなぁ。懐かしいし。確か『ストリートファイター』の映画の主題歌だった…よね。
ウ――「うみ」(♪海は広いな 大きいな…)
子供の頃、よく歌ったな。
エ――「My heart will go on」(♪Everynight in my dream…)
映画『タイタニック』の主題歌。ハマったなぁ。3回くらい観に行きました。
オ――「オーソレミオ」(♪ケーベラコーザ…)
歌わされたな…高校生の頃。
カ――「カントリーロード」(♪歩き疲れ 佇むと…)
ジブリ『耳をすませば』の主題歌。あの映画も好き。いろんな意味で。ツッコミどころ満載だからね♪「雫ゥゥゥ好きだァァァ~!!」ありえねぇよ…。
キ――「北風小僧の寒太郎」(♪北風小僧の寒太郎…)
小学生の頃、上級生がこの歌を歌っているのを聞いて、「ぅわっ、この歌格好良い…!!」って思ったのを覚えています。
ク――「薔薇は美しく散る」(♪草むらに 名も知れず…)
これは私の母親世代のアニメですよね。漫画ならばっちり全部読みました。オスカル~アンドレ~。
ケ――「げんこつ山のたぬきさん」(♪げんこつ山の たぬきさん…)
幼稚園児の頃、よく周りの人が歌っていた気がします。
コ――「君をのせて」(♪この地平線 輝くのは…)
これもいっぱい歌ったな。ジブリシリーズの中では、『天空の城 ラピュタ』が一番好きな作品だったりする。
サ――「宇宙戦艦ヤマト」(♪さらば 地球よ…)
小学生の頃、合唱コンクールで演奏しました。ちなみに私が担当した楽器は、アコーディオン。本番に備えて、毎日給食時間に校内で『宇宙戦艦ヤマト』のアニメが放映されていました。
シ――「静かな湖畔で」(♪静かな湖畔の 森の陰から…)
よく替え歌を歌っていましたね。意味も分からずに。今思えば、よくあの替え歌を恥ずかしげもなく歌えたものだ…と。
ス――「すずめのサンバ」(♪夕焼け空の町で…)
「ス」から始まるのはサビの部分ですね。幼稚園児の頃一番好きな曲でした。
セ――「1/2」(♪背中に耳をピッとつけて…)
『るろうに剣』の主題歌。中学生の頃、よく学校帰りに口ずさんでいました。凄くハマっていた。他に「世界に一つだけの花」(♪花屋の店先に並んだ…)も思いついたけど、これはあまり好きな曲ではない。あ、そういえば『ペガサス幻想』(♪抱き締めた 心のコスモ…)もあったな。サビの部分だけれども
ソ――「空と君の間に」(♪君が涙のときには…)
これも懐かしい。ドラマ『家なき子』の主題歌ですね。このドラマは、映画と2しか観たことがありません。一番面白いのは1だそうですが…ハマるのが遅すぎた。私は映画でこのドラマを知りました。この頃皆若かった…。
タ――「?」(♪たまには喧嘩に負けてこい…)
題名は知りません。っていうか、題名あるのか?そもそもこれは歌だと思って良いのか?他に思いつかないので、あえてこの曲をセレクト。かなり古いCMですが、未だに放送されている(でも最近観ないような…)伝統的なCMソングです。…私としたことが、うかつだった…「月を抱く天秤」(♪誰もいない夜の浜辺…)があったんだった…。ごめんヒノエェェェ…!!
チ――「小さい秋見つけた」(♪小さい秋 小さい秋 小さい秋見つけた…)
この歌も好きだった。早くこの歌を習いたい、と小学生の頃憧れていました。
ツ――「月迷風影」(♪月影を何処までも 虚海は広がる…)
私の中では旬の曲。『十二国記』のアニメの主題歌。ふふっ。他にも「摩訶不思議アドベンチャー」(♪掴もうぜ ドラゴンボール…)がありますよね。
テ――「てるてる坊主」(♪てるてる坊主 てる坊主…)
小学生の頃に、遠足の前日とかによく歌っていました。あの頃はてるてる坊主作りにハマっていました。
ト――「満月の雫は媚薬」(♪何処へ行くんですか…)
ハイ来た。また来た。弁慶さぁぁぁん…。
ナ――「世界の約束」(♪涙の奥に 揺らぐ微笑みは…)
『ハウルの動く城』の主題歌です。あの映画は、ラストは気に食わないけど、結構好きなんです。やっぱ監督は吾朗さんより駿さんの方が良いです。私的には。
ニ――「?」(♪に・に・に・に・忍玉 に・に・に・に・忍玉…)
『忍玉 乱太郎』の挿入歌…か…?
ヌ――あぁ!思いつかない…!?
ネ――「ねこふんじゃった」(♪ねこふんじゃった ねこふんじゃった…)
幼稚園児の頃、この曲を上手く弾ける友達がいて、凄く羨ましいと感じたのを覚えています。
ノ――「野に咲く花のように」(♪野に咲く 花のように 風に吹かれて…)
小学生の頃、よく歌いました。ドラマはたまにしか観なかったけど、山下清は…とても好きなんです。展覧会にも行きました。「All I ask of you」(♪No more talk of darkness…)もありましたね。『オペラ座の怪人』の。
ハ――「春よ、来い」(♪淡き光立つ にわか雨…)
かなり好きな曲ですね。歌詞が素敵。曲調も素敵。そういえば…友達がカセットテープに録音していたな…そうか、当時はまだカセットテープの時代…。
ヒ――「CHA-LA HEAD-CHA-LA」(♪光る雲をつきぬけ…)
『ドラゴンボールZ』ですね。とても好きでした。わくわくしますよねー。
フ――「?」(♪ファイアーエムブレム…)
妹情報によると、F.Eのテーマに歌詞がついた歌が存在するとか。その歌い出しがこうだそうです。真偽のほどは定かでないが、あえてここで挙げてみる。自分で調べる気力はもはやない。
ヘ――「学園天国」(♪ヘイヘイヘイヘイヘイ…)
明るい曲って良いですよね。この歌は『ウォーターホーイズ』で使われていたのがとても印象強いです。
ホ――「キミドリ」(♪僕と同じ 靴の誰かが通り過ぎてく…)
これは、私の好きな『白中探険部』というゲームの主題歌です。この歌も好き。他に「ZOO 愛をください」(♪僕達は この街じゃ…)もありますね。この曲も好きだなぁ。ドラマは観ていないけど、なんか胸にジーンと来る。
マ――「怪獣のバラード」(♪真っ赤な太陽 沈む夕陽に…)
中学生の頃の合唱コンクールで、他のクラスが歌っていました。なんか好きで、友達から教えてもらったんですが、私が歌うといつも「音程違うよ」と言われていました。
ミ――「みかんの花咲く丘」(♪みかんの花が 咲いている…)
手遊びでハマっていました。これを友達とやっているのを思い出そうとしたら、必ずプールサイドでやっていたのが頭に思い浮かびます。小学生の頃の夏休み中、プールサイドで教えてもらったんですよ。
ム――「ムグファ」(♪ムグファ ムグファ ウリナラコ…)
韓国の民謡だったかな。発音が正しいか分からないので、ちょっと自信がないですが、とりあえず全部歌えます。
メ――「メリーさんの羊」(♪メリーさんの羊 羊 羊…)
これまた有名な童謡ですね。確かこの歌に纏わる怖い話があったような…。
モ――「お正月」(♪もういくつ寝ると お正月…)
これは…替え歌がかなり流行ったな、小学生の頃。しかも結構残酷な歌詞。「お正月には餅食って腹を壊して死んじゃった♪」ですよ。子供って怖いですよね。
ヤ――「YAHYAHYAH」(♪必ず手に入れたいものは 誰にも知られたくない…)
良い曲ですよねー。これを聴いていると、誰だって元気になれると思うんです。ちなみに、チャゲさんとアスカさんのどっちかは、うちの近所の小学校の卒業生。(覚えとけよ!)
ユ――「You'll Be in My Heart」(♪Come stop your crying…)
ディズニー映画『ターザン』の主題歌。懐かしいですね。聴いているだけで、ホロリとくるものがあります。獣として生きるか、人として生きるか――ターザンにとっては人生最大の選択だったでしょう。
また気力があるときに考えます。
ぶっちゃけイサトくんはどうでも良いのですが、こよなく愛するヒノエくんの歌声をぜひとも入手したいと思いまして(っていうか、イサトくんもヒノエくんも同じ声なのだが)、同行していた友達の目を盗んで買いました。
私が最近このジャンルにハマっているということは、まだ一部の人しか知りません。いや、一部っていうか、二人の人間しか知りません。家族には秘密にしていますね。共通の趣味を持った友達にしか明かしていないのです。私、照れ屋だから。
私、遥時シリーズは1と3しかプレイしたことがないから、イサトくんのことは殆ど知らないのです。知らないのですが、多分私好みのキャラじゃないだろうなぁーっと思っています。だってイサトくんって、見るからにイノリくんと雰囲気が似ているんだもの。あ、イノリくんっていうのは遥時1のキャラね。イノリくんもイサトくんもヒノエくんもゲームの中での立場は同じ(天の朱雀)で、担当している声優さん(高橋直純さんv)も同じなんですが、どういうわけか私はヒノエくんしか愛せないのです。イノリくんは…好みじゃないっていうか、むしろ嫌い…かな。(ファンの方、ごめんなさい;)
別に年下キャラが嫌いっていうわけじゃないんですけどね。イノリくんは、一度懐くとしつこいくらいについてくるし、懐いていなくても短気で喧嘩っ早くて、そういうところがあまりにも幼いので、何だかウザったらしくて。(ヒドイ)
でも、ヒノエくんは心から愛しています。何であんなに魅力的なキャラなんだろう。最初は「変な喋り方する人だなぁ」と思っていたんですが、ふと気付けば愛の奴隷になっていた――ネオロマンスって怖いなぁ。
それまでの天の朱雀とはタイプが全然違いますよね、ヒノエくんって。イノリくんとは対照的に、気性はそこまで激しいわけではなくて、でも穏やかというわけでもなくて、負けず嫌いなんでけど、クールで、プライドが高くて、けど女の子には凄く優しくて、いつも主人公を口説いてばかりなのに、実は一途で、とても頭が良くて…。褒めすぎだな。私、好きなキャラはとことん褒めちぎる、そういう人間なんです。
地の朱雀よりも炎の気質を強く受け継ぐ天の朱雀の面々。その中でも、ヒノエくんは特に情熱的で、魅力的です。(恋は盲目…)
話を戻します。このCDにはヒノエくんとイサトくんの曲が収録されていて、イサトくんの曲はまだ殆ど聴いていない(何この扱い)んですが、ヒノエくんの曲は聴きまくりました。イサトくんの語りも収録されていたんですが、どうせならヒノエくんの語りを収録してくれたらよかったのに。
で、今日はその感想。
○電光石火の恋
何度聴いてもヒノエくんらしい曲だなーっと思います。自分の思いを、隠すことなく素直に告白するヒノエくん。そういう潔さと、でもちょっと表現が過剰だというところが、本当に彼らしくて格好良い。
○月を抱く天秤
サビの部分だけ着うたを持っているけど、全部を聴いたのは今回が初めて。他と違って切ない雰囲気の曲でした。愛しい人を選ぶが、愛すべき土地を選ぶか――という葛藤を歌っていました。
○今宵、小悪魔になれ
他と違って遊び心たっぷりな曲でした。聴く人を火遊びへと誘うような、そういう誘惑的な歌。ヒノエくんの色気がむんむんと漂っていて、あっという間に悩殺されてしまいました。
ところで、『今宵、小悪魔になれ』では、何故か歌詞を聴き間違いしてばかりな私。「本気」が「吐息」に聴こえ、「来なくちゃ」が「子猫ちゃん」に聴こえ、お前どれだけヒノエくんに口説かれたいんだと自分自身に向かって問いかけたいです。
昨夜はほろ酔いで、おまけにヒノエくんの歌までゲットして、かなり上機嫌だった私。おまけにヒノエくんが夢にまで出てくれて、幸せこの上ない。ただ、今日は一日頭痛に悩ませることに。とほほ。
僕の名は、夜神月――死神リュークの落としたデスノートの拾い主。
この世界は狂っている…僕は犯罪者を消去し、僕自身が認めた善人だけが暮らす新世界を築くことにした。そう…僕が、新世界に君臨する神となるのだ!
だが、その前に…犯罪者よりも先に、抹殺しなければいけない奴がいる…。そいつを殺さなければ、僕が理想とする世界はありえない…。
リューク「おい、月…一体どうするつもりなんだ?」
月「決まってるじゃないか、リューク…何としても、奴を抹殺してみせる」
リューク「放っておけば良いじゃねえか」
月「そういうわけにはいかない!」
リューク「あ、ああ、す、すまねえ…じゃあ、どうする? やっぱ、死神の目の取引を…」
月「するわけないだろ。自分の寿命を縮めてしまったら、新世界の神として君臨する意味がなくなってしまう」
リューク「…まぁ、いい。お手並み拝見といこうか、月」
月「…ふっ。任せてくれ、リューク。…僕としたことが、少しばかり動転してしまったようだ。落ち着け僕…もっと冷静に考えれば、何か良い方法を思いつける筈だ…」
リューク「無理だと思うけどなぁ…だって、相手の名前が分かんねえんだろ?」
月「…名前がないのなら、つければ良い…」
リューク「へっ!?」
月「おい、そこのお前!今日からお前の名前はゴキ男だ!!」
リューク「ら、月…!?」
かきかきかき…(ノートに名前を書いている)
月「…よし!!今から30秒後にお前は心臓麻痺で死ぬ!」
30秒後
月「何故だぁ~!?何故死なない…!?」
リューク「…死ぬわけねえだろ。相手はゴキ○リなんだからさ」
月「くっそー…認めない、認めないぞ、僕は…!」
リューク「ゴ○ブリくらい、さっさと殺っちゃえば良いのに。…お前、馬鹿だな」