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2024/11/24 03:52 |
記憶喪失の銀時さんも大好きです。
ああ……こりゃマジで病気だよ……悲しい目が頭から離れないよ……どっかに良い医者いねぇかな……。

――どうも。元気ハツラツゥ?なタミでさぁ。(オロナミンCを飲みたい気分だってこと)
友人Pから漫画を借りました。『銀魂』です。いやぁ~面白いですねぇ~。
一番好きなキャラは、沖田さんと桂さんです。真選組メンバーは大抵好きですね。土方さんとか近藤さんとか山崎さんとか。崩壊っぷりが素晴らしいです。二番目は神楽ちゃんと姉上かな。あ、勿論銀さんも好きですよ。新八くんは……別に嫌いではないけれど、眼鏡という点が、あるキャラを彷彿とさせるので。(誰とは言わない。ストーカー野郎だとも言わない…… / 言ッテルシ)

先行き不安な我が人生――とりあえずゲームで気を紛わしています。
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2006/10/02 23:09 | Comments(0) | TrackBack() | その他(漫画)
これが私の生きる道。文句言うな。
『デュエリスト』の悲しい目と同時にハマったのが、『八卦の空』という漫画。いかにも中国風な表紙に惹かれ、果たして面白い漫画なのかどうか分からないまま、財政難であるにもかかわらず、1巻と2巻を購入しました。

玄龍さん、ラブー。

これまた悲しい目とはタイプが真逆な人。底なしに明るくて朗らか、色男で好色、おまけに天然ボケときた。けれどいかにも純粋といった感じで、ツボでしたよ。

『八卦の空』は三国時代くらいのお話。時の帝は、魏の曹操のお孫さんですね。
主人公は、管公明(以下、管ちゃん)という易者(いわゆる占い師)と、その親友で皇帝に仕える役人である紀冥(字が玄龍)という美青年。都で次々と奇怪な事件が起き、二人が力を合わせて解決していくお話ですね。
管ちゃんは可愛いです。眉毛が丸くて目が井宿というおチビちゃんなわけですが、とても頭が良くて冷静沈着。そして玄龍さんは、格好良すぎ。色町でも名を馳せているほどのモテモテぶりなのに、性格は惚けていて幼いというギャップがたまりません。いやーもうメロンメロンよ。玄龍さん、悲しい目と力を合わせて私を殺す気ですか。
いつ玄龍さんの運命の人が現れるのか、不安な面持ちで読んでいます。

そもそも八卦という発想に興味がありましてね。なんせ今私は空前の古代中国ブームなもんで。私がハマった『白中探険部』というゲームでも、八卦絡みの謎解きがされるし。漫画を読みながら学べるかなーなんて思って買ったら、ハマっちまったよ。まいったね、こりゃ。
 
 
――ごめんなさい。まだ当分現実に目覚めそうにありません。

2006/10/02 23:08 | Comments(0) | TrackBack() | その他(漫画)
犬神。

以前、『犬神』という漫画を読みました。表紙に惹かれて。(だって頭に角が生えた狼さんなんだもの~可愛かったんだもの~)
内容は――

グロテスク。

凄いですよぉ。人が死にまくりですよぉ。それも尋常な死に方じゃない。あまりにも残酷な描写なので、ここではあえて書きませんが。

物語自体は、少年と犬との心の交流を描いたもの(なんかちょっと違う…)。

孤独を愛する少年・史樹は、今では使われていない工場の廃墟を秘密基地としてアレンジし、放課後はそこで自分一人の世界に浸ることを好んでいた。だがあるとき、その廃墟に謎めいた大型犬が現れ、驚いた史樹は慌てて逃げようとするが、続いて現れた巨大な猫の化け物に襲われかけたところを、その犬によって救われる。犬は、なんと史樹の知る普通の犬ではなかった。人語を理解する高い知能を持ち、さらに頭から角が生えるのだ。史樹は、犬の耳に「24」という数字が刻まれているのを見つけ、以来犬を「24」と呼び、言葉を教えながら友情を育んでいく。

史樹の呟いた言葉を暗誦することしかできなかった24が、しだいに言語を覚え、史樹と会話を交わすようになる。24は史樹を慕い、史樹も24を可愛がるが、24自身の宿命と人間社会に迫りつつある「犬神」の存在が、史樹と24から平穏でささやかな日々を奪っていく――。
24が現れた日から、史樹の周囲では奇怪な出来事が次々と起こります。怪物化した猫やネズミ、虫――実はそれらは、24の遺伝子から誕生した「犬神」の禍つ物なのですが、それらは人々に牙を向け、襲いかかります。24は史樹の為、それらと戦う決意をするのですが、彼と対峙するものの中には、彼と同じ「人間社会を監視する」という使命を背負ったもう一体の犬神・ゼロ(これは額に0という数字が刻まれている)もおり、24は犬神でありながら他の犬神とは違う道を歩むことになるのでした。
24の無限に再生していく細胞から不死のヒントを得ようと奔走する生物学者や、24を手に入れて神になろうと目論む謎の男・桐生の暗躍――「クロウリーの24」からヒントを得たこの物語は、「果たして人間社会はこのままで良いのか?」という問いを読者に投げかけます。

それにしても、本当に惨い――実験の為に飼い主のもとから連れ去られ、犬神の細胞によって怪物化してしまったラッキーや、監視者としての使命を背負う24やゼロとは違い、彼らが人間に対して抱く憎悪に反応して人間社会を攻撃しだす犬神エイト――それらとの戦いは熾烈を極め、24は何度も傷つき、史樹もまた24を追って傷ついていきます。
グロテスクな描写が多く、犬神がちょっと動くだけで大勢の人が死にます。
でもそうした惨さの中で、24と史樹は友情を育み、互いを守る為に戦うのです。
好きなシーンは、第一話で史樹を守り傷ついた24が、倒れたまま史樹の呟いた言葉を暗誦するところと、史樹と美伽24が束の間の平和を満喫して水浴びをするところと、史樹とエイトが一瞬心を通わせかけるところと、ゼロが史樹に心を許すところと、ラスト。――とは言え、あの終わり方はかなり無理矢理すぎた気がします。だって、日本が滅びちゃったんだもの。日本人の中で生き残ったのは、たったの7人――(外国在住の日本人や旅行中の日本人を除いて)。「こんな展開ありかよ!?」と叫びたくなりました。
科学的で難解な内容ではありますが、科学と神秘とを結合した面白い設定でしたよ。最後の最後で史樹が神様になってしまうってところは、かなり納得できませんでしたが。
人間の汚い部分を指摘しながら、子供と犬の心の触れ合いを美しく描く――人間社会の表裏を描いた作品だと思いました。
希望ある若者達までも一気に死なせてしまったという点は納得できないですし、途中からいきなり教訓めいた物語に展開してしまったという点も気に食わないのですが、それでも結構好きな作品です。24が可愛い。ゼロも可愛い(殺人犬ですけど、ひねくれたところが好きだなぁ…)。
急展開するどころか物語の方向性が大きく変わっちゃった点も、ある意味楽しめるかもしれません。グロテスクなシーンに強い方には結構オススメですよ。


2006/10/02 22:33 | Comments(0) | TrackBack() | その他(漫画)
プラネット・ラダー

漫画『プラネット・ラダー』について語っちゃいます。
作者は、なるしまゆり先生。この方の絵はとってもとっても好きなのです、読んだのはこの『プラネット・ラダー』が初。す、すんません…(TT)

主人公は、黒髪碧眼の少女・春山かぐや。幼い頃養子として引き取られたものの、4歳以前の記憶が彼女にはない。唯一覚えていることは、炎の中片腕を失った少年が自分の手を引いてくれたということだけ。平穏だが何処か欠けているような日々を送るかぐやだったが、ある日突然現れた謎の男によって異世界へと連れ去られてしまう。かぐやは、実は世界は多層で地球が9つもあり、それらの世界全てが衝突して終末の危機に晒されているという事実を知る。さらに自分こそが、それらの世界の中から一つだけを選んで滅亡から救うという「あなないの娘」だったのだ。様々な陰謀が交錯する中、かぐやは狂皇子セーウや銀髪の天才少女バンビ等と出会い、やがて自らの生きるべき道を見出していく。

設定が物凄く面白いと思いました。世界は一つだけじゃなくて、一般にエデンと呼ばれているかぐやの世界(つまりココね)以外の地球は互いに干渉し合い、人々が行き来している。どの世界が生き残るかという抗争の中、かぐやは何も知らないままに巻き込まれていくのですが、世界が9つもあるという壮大な舞台と、生ける武器に選ばれた戦士達(しかも全員が味方というわけではない)、かぐやの記憶の中にいる傷だらけの少年との束の間の邂逅など、多くの謎を目の前にしても決して挫けず、自らの最善を尽くそうという前向きな態度が共感を呼びました。
生ける武器(主人にしかその声は聞こえない)も魅力的ですけど、その武器に選ばれた方々もまた魅力的。

ルナーに選ばれた狂皇子セーウは、生まれてこのかた生き物に触れたことがなく、それ故に異常な性格になってしまったという人。でも美形。長い紅の髪はまさに死神のよう。その彼が、かぐやのおかげで初めて生命の温もりを知り、性格が幼児に退行してしまうシーンは「羨ましい……!!」と本気で叫んだりしちゃいました。身体は大きいですが、心は子供。暴れて、かぐやに叱られて、泣きじゃくるところは何とも可愛らしい。無口で無表情だという点は変わりませんが、かぐやにとても懐いていて、心がじーんとします。
あと、髪をバッサリと切っちゃうところ。髪が短くなると、雰囲気がだいぶ変わりますね。相変わらず無愛想だけど。後にかぐやと結婚し、一児を儲けますが、未だに触れられるのは妻子のみ。そこがまた良い。人間くさくなくて。

人間くさくないと言えば、バンビちゃん。本名はシーナ・モル・バンヴィヴリエ――だったかな。この方もセーウと同じく外見が象徴的。髪が銀色なのです。性格も、女版セーウといったところ。でもセーウと違うのは、表情があるという点。バンビちゃんも愛想が悪いのですが、彼女の場合は感情を喪失しているというわけではなく、恐ろしいほどにクール。誰もが驚嘆するほどの天才的頭脳を生まれ持ち、おまけに絶世の美女で、さらに冷徹。自らが育った世界の行く末さえ気にしないという無関心さがありますが、妙に自分に懐いてくるかぐやに関しては気になって仕方がない。いつしかかぐやとの間に友情が芽生えていきますが、バンビちゃんは女というよりむしろ男といった感じで、後にかぐやと結婚したセーウにヤキモチを妬きます。
バンビちゃんは、実は高貴な血筋を引いており、生ける武器の一つ・パイロゲートのかつての主人ラグナ・ハーンの遺児だったのです(このラグナも格好良いというか可愛いキャラで、性格に関してはバンビちゃんとは全く似ていません。既に故人で、作中であまり語られていないのが惜しい…)。そして、父と同じくパイロゲートの主人として選ばれるのですが、バンビがパイロゲートを受け入れたのは、セーウに連れ去られたかぐやと再会する為。このとき既に、バンビちゃんにとってかぐやは必要不可欠な存在になっていたのです。
目的の為ならば手段を選ばないという冷酷残忍さを持ち、任務遂行の為に極悪非道な手段を用いるバンビ。その彼女が、恋心にも似た友情をかぐやに抱く様は、とても神秘的で、彼女にしては珍しく人間くさいところだと思います。

ニュクスライトに選ばれたクラも魅力的ですね。豪快で快活な織田信長といった感じで。彼は皇帝として、他の世界さえも統べるほどの実力の持ち主。一応悪役だけど、憎めないところが彼の魅力。いかにも最強といった感じですが、実はセーウの方が僅差で強い? 後に自分を庇って死んだイドゥ(これも生ける武器の主人)の死を嘆いて大泣きしたというエピソードは、切なくなりました。

生ける武器の中で最も特異な存在であるオーガニックゴールドに主人として選ばれた少年カガミ。彼はかぐやと同じ黒髪碧眼で、かつて炎の中で泣きじゃくる幼いかぐやの手を引いたのも彼です。
このカガミ、実はカグヤの生き別れた兄。カガミとカグヤは、実は世界の終末後に誕生した人間で、二人は時を超えて滅亡前の世界へと移ったのです。カガミはカグヤを守る為、ゴールドと融合して世界を救います。そう――救世主とは、実はカグヤではなくカガミだったのです。
カガミは、理解し難い謎多きキャラ。結局カグヤとも殆ど会話を交わすことなく、自らの身を犠牲にして世界を滅亡の危機から救います。彼が命をかけて世界を救おうとした理由――それはカグヤ。常に人より先を見据えて生きていたカガミにとって、カグヤを守りたいと願うその心は人間として当然の感情のように思えます。彼は「神」的な存在となったわけですが、そうなった根拠は誰よりも人間くさい「守りたい」という心だったのです。

『プラネット・ラダー』は、面白すぎる世界設定の割りにはそれら全てを上手く活かせなかったかな――という印象を残してしまいましたが、「実はあなないの娘なんていなかった」という事実には意表を付かれました。また、カガミのおかげでとりあえずは世界は救われたものの、完全に滅亡の危機から脱したわけではないかもしれないという不安を残した点は、教訓めいたものを感じさせます。
どうせなら主人公カグヤが、全ての世界を行き来するというエピソードもあればもっと良かったかもしれません。(主人公の移動した範囲があまりに狭すぎなので、壮大な世界観が上手く活用されていない)
けれど、なるしま版『竹取物語』は、世界が多層という意外な設定からして驚かされるばかりで、読み終わったときふと「再生」という言葉が脳裏を過ぎるような、そういう前向きな気分にさせられます。


2006/10/02 22:29 | Comments(0) | TrackBack() | その他(漫画)
泣けた漫画。

私、漫画で泣いたことが殆どないんです。映画ならよくありますけどね。
でも泣いたことが全くなかったというわけではない。

いたたまれなくなって、堪えきれずに泣いた作品が一つ。
何故泣いたのか未だに皆目見当がつかない作品が一つ。

以上が、今思い出せる限りの中でのかつて泣けた作品。他にもあったかもしれないが、思い出せない。

前者は『お~い 竜馬』
これは1巻から最終巻まで一気に読むのがオススメだ。疲れるけれど。
描写がリアルで、日本刀で斬り合うシーンが苦手な人にとっては苦しいかもしれないが、幕末を生きた英雄・坂本竜馬の生涯(誕生から死まで)が事細かく描かれている。
泣き虫弱虫の子供が、日本の命運を大きく変えるヒーローへと成長する様は、読者を圧巻させる。
夢をただひたすらに追い求める中、竜馬は様々な試練にぶつかり、勉強していく。
私にとっての見所は、竜馬とその幼馴染達との友情。仲良し(というかいつも一緒にいた)だった半平太と以蔵の生き方にも注目です。
当時土佐藩は、同じ武士の中でも階級があって、竜馬達のように郷士と呼ばれる人々は、差別を受け蔑まれていたのです。そうした逆境を乗り越えていく竜馬達ですが、その乗り越える方法の違いによって、命運が大きく変わっていく――。
大望を持って突き進んだ竜馬と半平太と以蔵の運命は、皮肉にも全く正反対の方向へと向かってしまうのです…。
ラストにはかなり泣きました。坂本竜馬のラストといったら、もうあれしかありません。泣きました。大粒の涙が零れ落ちました。何故ああなってしまったのか。どうして夢実現を目の前にあんなことが起きてしまったのか。
つくづく、生きることの厳しさや辛さを思い知らされます。

後者は、『聖伝』です。好きな漫画なんですけど、何故泣いたのか未だによく分かりません。まぁ、確かに悲しいシーンで泣いたわけではあるけど、あのとき私は小学生くらいで、バス停で読んでいたのです。公衆の面前であるにもかかわらず、泣いてしまいました。慌てましたねーさすがに。
泣いたのは、9巻でのあの方の死。――って、あの漫画は人がいっぱい死ぬわけですが、主要人物のあの人、と言えば既読者にはお分かりでしょう。
好きなキャラだったんです…。感極まって泣いてしまいました――が、どうして泣いたのかな…いつものパターンだと、悲しく思うことはあっても涙までは…と思うのですが。つい勢いで、というヤツですかね。


2006/10/02 22:28 | Comments(0) | TrackBack() | その他(漫画)

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