第一話から観ていたわけではないので(観ればよかったと悔やまれてならないが)、まだ実際に動いているところを見たことがないキャラも幾人かいるわけですが、今日は一番見たいと思っていたキャラを見ることができたので、ちょっとハイテンション。
「ヅラじゃない、桂だ」
ハイ、桂さんですね。声は石田さんです。ずっと
先程、ケーブルTVで『お~い、竜馬』を観ました。
まだ青年期に突入したばかりでした。竜馬も武市さんも以蔵さんも無邪気。だからこそ切なくなる。この後竜馬がいなくなり、武市さんと以蔵さんは狂っていく――思うに、竜馬の存在は武市さんと以蔵にとって柱のようなものだったんですよね。でもその柱を失って、均衡を崩して、どんどん破滅への道を歩んでいくことに。
漫画……読んで泣かされたなぁ……あんなに泣いた漫画は『お~い、竜馬』くらいなものだよ。
――ところで。(本題)
スタッフロールを見ていたら(最近注目するようになりました)、見覚えのある名前が。
主人公の竜馬役は、ルードヴィッ……ごにょごにょ……土井先……ごにょごにょ……関さんでした。
そして超脇役に、将臣く……ごにょごにょ……三木さんが。
下積み時代だったんだなぁー、当時は――と、ちょっぴりしんみり(何故)。
だいぶ前にケーブルTVで観た『ファンタジックチルドレン』という作品について。
とても興味のある作品だったのですが、忘れてしまうことが多く、結局全話を観ることができませんでした。なので内容もうろ覚え。
でも結末が気になって気になって仕方がない。ってことで、ネタバレ覚悟の上でウィキペディアを読みました。ウィキペディアを見ても分からなかったことは、他サイトを巡り巡って。
主人公は、格闘技が得意なトーマという名の少年。そのトーマが、記憶にはない故郷を求めてやまない不思議な少女・ヘルガと出会うところから物語は始まります。
好きな女の子の為に男の子が冒険へと出発するというのは、『天空の○ ラピュタ』以来典型となりつつあります。この作品も例外ではなく、そこに前世の記憶やら秘密結社(?)の暗躍やらが絡んでくるわけです。
その前世の記憶というのが――遠く離れた宇宙の彼方にある惑星ギリシアでの記憶。ヘルガは、ギリシアの王女ティナの生まれ変わりだったのです。王女であると同時に最終兵器でもあるティナを巡って、同じく地球人として転生したギリシアの人々が奔走することに。何となく『ぼくの○球を守って』や『最終兵○彼女』などを彷彿とさせますね♪
さて。その前世の記憶によると、ティナはどうやら三角関係の渦中におられたようで。
ティナを愛する二人の青年――。一人はティナの幼馴染で婚約者・セス、もう一人はセスの親友で軍人・ソラン。
このソランが格好良いのよ。どうやら昔大怪我をしたらしく、身体の一部が機械化?していて。そしてタイプとしては従者。従者タイプよ。どうよ。乙女のハートを刺激してくれるでしょ。(←変態) 対してセスは…まぁ…普通。(もっと説明しろよ)
ティナは将来セスと結婚する筈だったものの、幼い頃迷子になっていたところを助けてくれた仮面のお兄さん(これがソランね)にずっと憧れていて、あるとき数年ぶりにソランと再会し、胸をときめかせることに。
ソランもまた、美しく成長したティナに恋をしていて、それを知ったセスは愛するティナの幸福の為、身を引くことに。っくぅ~泣かせてくれるね。その潔さが良いよ、セス。
まぁともかく、セスから歓迎されたティナとソランは、晴れて相思相愛の仲になるのですが、ここでクーデターが勃発。ティナは瀕死の重傷を負ってしまいました。
ティナを助ける為、ティナの父親(つまり王様)が、当時実験中だったゾーンとかいう不思議な力を使って、研究員達にティナを生き返らせます。
結果、ティナは何とか復活するのですが…力の影響を受け、なんとティナは人間でありながら最終兵器となってしまったのです。
それを悪い奴(名前忘れた…)が悪用しようとして、ティナは正気を失い、最終兵器として破壊を繰り返すことに。
セスはそれを必死になって止めようとするものの、兵器と化したティナはセスさえも容赦なく攻撃し、セスはあえなく撃沈。腕を一本なくしちゃいます。痛いなぁ。
けれどソランの呼び声には反応し、ソランのおかげでティナは正気を取り戻します。
それを見て、「何故自分ではなくソランだったのか」と今更ながらに激しくショックを受けるセス…。
その後のお話は観ていないのでよく分かりませんが…多分セスは嫉妬のあまり何かをしでかしちゃったんでしょうね。あ、調べてみたら、セスはソランを殺しちゃったみたいです。あちゃ~やっちゃったか~。
そして、兵器の力を恐れた研究員達によって、ティナは転生装置を使って地球へと送られ、研究員達もその後を追って地球へ行ったそうですよ。
そうして彼らは何度も転生を繰り返し、ティナがヘルガとして生まれ変わった際に、彼女はトーマと出会う――と。
トーマも、何となくただの地球人ではなくギリシアと関わりがあるような気がずっとしていました。そりゃそうだ。そうじゃないと面白みがない。ヘルガがティナの生まれ変わりってのも、登場早々勘付いたしね。展開は容易に読めるというものです。
――で、恐らく観ていた人の大半がそうであったように、私自身も「トーマ=ソラン」と予想していました。愛する人の為、何度も転生を繰り返して、命をかけて守る――うん、トーマはソランだ。間違いない。顔も何処となく似ているような気がするし。
――と、思っていたのですが。
意外や意外。調べてみたら、なんとトーマはソランではなく、セスの生まれ変わりだったのです!! びっくりしたぁ~。かなり意外でした。ティナと愛し合っていたソランではなく、ソランを殺したセスだなんて。
地球人として転生したギリシアの人々は、どうやら記憶を取り戻すと髪が白色に、瞳は青色に変わっちゃうみたいです。ヘルガとトーマも前世を思い出し、白髪碧眼に。
それからいろいろあって(省略)、全ての問題が解決して、数年後。腕にティナの名が刻まれた旅人の青年が、ヘルガのもとを訪ねます。――かつてギリシアで、ソランはティナへの愛の証として、腕に彼女の名を刻みました。その名残ですね。つまり…その旅人こそがソランの生まれ変わり…!!
遅 い よ ! も う 問 題 は 全 部 解 決 し ち ゃ っ た よ !!
しかも、
何 だ よ 結 局 ト ー マ は ヘ ル ガ と 結 ば れ な い の か よ !?
まぁ、当人達がそれで満足なら私は構わないのですが。
いつかアニメの方も観たいです。『十二国記』を制覇して、『BLOOD+』も全部観たら、今度は『ファンタジックチルドレン』も観ようと思います。
――と こ ろ で 。
私は『ファンタジックチルドレン』に興味を持ったのには、ちゃんとした理由があります。そ・れ・は、
絵に見覚えがあるから。
分かる人には分かる。私が小さい頃に放映されていた『ピーターパンの冒険』というアニメ。それと『ファンタジックチルドレン』は絵が似ているんです。担当した人が同じなのかなー。
…今度『ピーターパンの冒険』にも挑戦してみたいです。当時幼稚園児くらいだったから、内容あんまり覚えていないんですよ。だから。
そういえば子供の頃、アニメ『キャプテン翼』の再放送を観ました。リメイクされたものじゃなくて。(あれ?再放送ってことは、『キャプテン翼』自体かなり古いってこと?)
かなり好きな作品でした。よく主題歌を歌っていたし。(主題歌そのものより替え歌の方をよく歌っていましたが)
主人公は、大空翼くん。いかにも漫画の主人公といった感じの姓名ですね。性格は清廉潔白で明朗。青春を謳歌する爽やかボーイです。
子供の頃、ボールのおかげで交通事故を免れた彼は、どうやら本気でサッカーボールを友達だと認識しているらしく、「ボールは友達♪」とよく名言しています。純粋にもほどがあります。まぁ、当時彼は小学生だったからまだ許せるものの、中学生、高校生と成長しても尚「ボールは友達♪」とか言っていたら、引きます。人間の友達いなくなります。でもあの翼くんは、大人になってもまだ「ボールは友達♪」とか言っていそうです。
その翼くん。弱小サッカー部に所属して、チームを勝利へと導きます。そのような彼らの前に立ちはだかる他校のサッカー部たち――明らかに小学生っぽくない人達ばかりだと思うのは、果たして私だけでしょうか。
小学生っていったら、もっと子供っぽくて純粋にサッカーをプレイしているようなイメージなんですが、このアニメでの小学生には貧しい実家の生計をサッカーによって支えている少年やら、王様的な振る舞いによってチームを支配している少年やらがいて、なんていうか、もう…凄いなーって、単純に思ってしまう。
しかしそのような強敵相手に、翼くんは次々と勝利を得ていくわけです。ボールが友達の翼くん自身も、あらゆる強敵から一目置かれる存在になります。(そりゃそーだ)
翼くんは、(主人公という立場上)一番強いということになっているんですが、実は違います。なんと翼くん以上の天才が登場するのです。
その名はミサキくん(苗字がミサキなのか、名前がミサキなのかは覚えていないけれど…)。確か…翼くんの親友だったと思います。だいぶ後になって登場したかと。
このミサキくん、翼くんと同じく邪気のない少年(翼くんの場合はあまりに無邪気すぎて違和感があるけれど、ミサキくんには違和感がない)。純粋で、(ひょっとしたら)翼くん以上にサッカーに命をかけているかもしれません。
ええ、本当に…命をかけているんですよ、彼は…。だって彼は、心臓が弱いのです。スポーツ選手としてはあまりに大きすぎる欠点です。それでも彼はサッカーをプレイします。だってサッカーのことが大好きだから。サッカーは彼にとって命よりも大切なものだから。小学生なのに物凄い覚悟です。死ぬ気かミサキくん。
それほど意気込みがあるから、ミサキくんの方が翼くんより強いわけです。しかしそれだと、主人公の立場がない。ってことで、作者はミサキくんの心臓を弱くしちゃったわけです。強いけれど心臓が弱いから、ミサキくんは真の意味での最強にはなれない――試合中、相手の肘が胸に触れるだけで、「ぐはぁ…っ」。そして、病院へ転送。可哀想なミサキくん…心臓さえ強ければ、翼くんに最強の座(=主人公の座)を渡さずにすんだのに。(いや、っていうか二人は親友同士だし、そんなことしないし)
しかし、ミサキくんに好機が。なんと手術により、健康体に…!!ブランクはあいたものの、遂にミサキくんが主人公最強の座に君臨するときが…!!
しかし、そこからの話、さっぱり覚えてねえ…。年齢的に、『キャプテン翼』離れしたのか。それともミサキくんが最強の座に返り咲く前にアニメが終了してしまったのか。本当に覚えていないわけですが。
私の中では、ミサキくんが最強だった。
ちなみに、「コンビネーション」という言葉を私に教えてくれたのは、このアニメです。
※子供の頃に観たアニメなので、認識し間違っていることがあるかもしれませんが、ご了承下さい。
今日は、アニメ版『ルパン三世』を観ました。
前にも見たお話なんですけどね、ルパンが銭形警部に捕まって刑務所に入れられるという内容でした。
ルパンは、逮捕される際に麻酔銃か何かで撃たれました。もしそれが実弾だったら間違いなく死んでいます。けれどあえて実弾を使わずに、とっつぁんはルパンを捕まえました。
ルパンには、それが屈辱だったんですね。だからこそ、ルパン流の復讐――死刑執行の数分前に脱獄してやろう、と。
ルパンはその為に刑務所の中で一年間大人しくしていたんです。その間とっつぁんは、いつルパンが逃げ出すものかとそわそわそわそわ。次元はルパンを信じて待つものの、さすがに一年も経つと、だんだん心配になってきます。幼馴染ですからね。
それで、とうとう我慢できずにお坊さんに変装して刑務所内に潜入。ルパンと再会するんですが、ルパンは次元の協力を拒み、自分一人の力で脱獄を試みます。
死刑執行20分前。ルパン、逃走。さすがのとっつぁんも、ルパンの行動を読めたものの脱獄を阻止することはできませんでした。っていうか、むしろ脱獄を喜んでいました。とっつぁんは、ルパンをとても可愛がっているからね。
だいぶ前のアニメなんですが、近年の映画でよく見られるようなヒーローとしてのルパンではなく、あくまでも盗賊としてのルパンでした。受けた屈辱はそのまま返すといった感じで、なかなか手厳しい。単に負けず嫌いなわけではなくて、「目には目を、歯には歯を」というハンムラビ法典みたいな考えを持っているわけです。
ただ優しいだけじゃないのね。ルパンの意外な一面を見た気がしました。
結局一年間も投獄されていたので、一年前に隠しておいた財宝を結局失ってしまったわけですけどね。だからといって過ぎたことをいつまでも悔やむようなルパンと次元ではありません。
二人は、自分の運命を賭けることを楽しんで生きているんです。もし死ぬことになっても、それは自分が運命相手の賭け事に負けたからであって、後悔はしない――と。ルパンが、すぐに脱獄せず、一年もの間待ち続けて死刑執行直前に脱走するという賭けに出たのも、その為なんですね。
ところで、この次のお話でいよいよ五右衛門が登場します。この頃はまだ敵です。っていうか、キャラがちょっと違います。今と昔の五右衛門のギャップに、思わず噴出してしまいます。